同作は、日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記「閃光の影で―原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記-」をもとにした物語。1945年夏、原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生たちが、焼け野原となった街で未熟ながらも使命をまっとうしようとする姿が描かれる。日本赤十字社の看護学校に通う17歳の田中スミ役を菊池、学友の大野アツ子役を小野、岩永ミサヲ役を川床が担った。
予告編の序盤には、スミがバスで祖母の家へ向かう途中に、突然の閃光と爆風に襲われるシーンが収められた。続いて3人が非情な現実の中で負傷者の救護に奔走する姿や、多くの人々が次々と命を落としていく状況下で押し殺していた気持ちを抑えきれなくなる様子などが映し出される。
同作で南が演じるのは、スミにこの先も生き続ける力となる言葉を授けた人物・南原令子。さらに原案の手記に体験を寄せた元看護学生の1人・山下フジヱ氏が特別出演し、10歳の頃に長崎市の自宅で原爆を体験した美輪が彼女の思いを語りで表現する。そのほか
「クスノキ ―閃光の影で―ver.(仮)」は、福山が2014年に発表した楽曲を映画のために新たにアレンジしたもの。長崎出身で被爆3世である監督・
なお映画のエンドロールでは、菊池、小野、川床の3名が歌唱したバージョンが使われる。福山は「映画の中では多くの命が失われますが、作品の最後に『命の目撃者、魂の代弁者』である彼女たちの歌声が響くことで、『魂は奪われない』というメッセージに昇華されたと感じました」とコメントした。
「長崎―閃光の影で―」は、7月25日に長崎で先行公開後、8月1日より全国ロードショーされる。
映画「長崎―閃光の影で―」予告編
福山雅治 コメント
このたび、「長崎―閃光の影でー」主題歌のプロデュース・ディレクションを担当させていただき、大変光栄に思います。
レコーディングでは、スミ、アツ子、ミサヲとしてそれぞれ当時の役を生きた菊池さん、小野さん、川床さんの三人にしか表現できない『生命の叫び』をレコーディングすることができました。
映画の中では多くの命が失われますが、作品の最後に「命の目撃者、魂の代弁者」である彼女たちの歌声が響くことで、「魂は奪われない」というメッセージに昇華されたと感じました。
iku♡ @1969masha1964ik
映画「長崎―閃光の影で―」に南果歩・美輪明宏ら参加、主題歌は福山雅治が手がける(予告編・福山雅治のコメントあり) https://t.co/7K1HZzSrJA
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