日本テレビ系新ドラマ「
秋吉理香子による小説をもとにした本作は、文学を愛するミックスバーのママでトランスジェンダー女性の野宮ルナ、仕事漬けの夫と反抗期の子供にないがしろにされている専業主婦・沢辻涼子によるロードミステリー。ルナが夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩、谷崎潤一郎らの名作文学の知識をフルに生かし、事件の真相に迫る様子が描かれる。波瑠がルナ、麻生が涼子を演じる。
バーのママでありながら“文学オタク”という、要素の多いキャラを演じる波瑠は「とても博識な女性なので、なんでも説明できてしまう。本当にセリフを覚えるのが大変で、毎日ひいひい言っています」と吐露。麻生は涼子について「家庭内で孤独を抱えている人物ですが、ルナほどに個性が際立っているわけではない」と語り「どう演じればバディ感を楽しんでもらえるのか、キャラクターを作るのに苦労していたのですが、1カ月ほど撮影してきてようやく昨日、少し光が見えてきました」と伝えた。
栁が演じるのは、ルナの高校時代の同級生かつ刑事の田村徹矢。渋川扮する刑事・小湊弘樹との行動が多い役どころで、「現場でツッコミを入れることが多いんですが、その芝居がなかなか難しくて……僕もようやく昨日から落ち着いてきた」と麻生のコメントにかけて笑いを誘う。渋川はMCから「こわもてながらお茶目でミステリー好き」と役柄を紹介されると「僕ってそんなにこわもてですかね……」と周囲を見渡す。そして「過去に経験したバディもののドラマと同じく口癖があるキャラで、それがうまく生かせればなと。僕はまだ“闇の中にいる”感じで、つかみきれていないんです」と続けた。
作間は涼子の20年以上前の元彼で、謎に満ちた佐藤和人役を担当。「大先輩の麻生さんの元彼を演じるのはプレッシャーでしたが、とりあえず“モテる男”でいようと試行錯誤していました」と演技プランを話す。クランクインはプリクラを撮るシーンだったそうで、「監督からは『普通に撮っても面白くないから、僕が言った架空の著名人のバズりポーズをしてくれ』と。大喜利から撮影が始まったんです(笑)」と回想する。そして涼子の夫・沢辻菊雄役の田中は「涼子が孤独の日々を過ごす原因になっている人物で、女性の影もちらほら。皆さんとどう関わっていくのか、僕自身もすごく楽しみ」とほほえんだ。
大阪でのロケも行った同作。波瑠は麻生と夕食をともにしたと明かし「東京だとそんな機会はあまりないのでうれしかったです。創作中華を食べましたね」とにっこり。麻生は「(波瑠は)気持ちいいくらい食べる方なんですよ。だからたくさんあげたくなっちゃう。現場でもおやつを差し入れしています」と打ち明ける。また波瑠が麻生の印象を「大先輩でありながらたくさんお話をしてくださって、時々、いや“いつも”かわいい」と述べると、麻生は「(波瑠は)初日からセリフを間違えずにスラスラと話していて感動的で、撮影が巻く巻く。いつも現場を引っ張っている方です」と称賛の言葉を送った。
栁と渋川は家が近所であるそうで、「歩いて3分くらい」「お気に入りのカレー屋も一緒」とそれぞれ口にする。また2人には元メンズノンノモデルという共通点も。栁は「モデルになりたての頃、バックナンバーに“かっこいい不良”な渋川さんがたくさん写っていて、勉強させてもらってました」と尊敬心をのぞかせる。渋川は「お互いにあまり話さないのですが、なんか居心地がいいんですよ。今度飲みに行きたいよね」と栁を見やった。
会見の中盤では“名作文学”が登場する物語に絡め、「あなたが思う名作は?」を聞くコーナーも。波瑠は「ジブリ作品がとても好きで、中でも『もののけ姫』と『魔女の宅急便』がお気に入り。『魔女の宅急便』は大人になってから泣ける作品で、“時を超えても胸を打つ”というのがまさに名作ですよね」と興奮気味に回答し、麻生は「三浦綾子さんの『塩狩峠』や、梶井基次郎さんの『檸檬』が記憶に残っています。マンガだと『うしおととら』」とコメント。渋川が「『男はつらいよ』シリーズ。DVDを全部持っています」と答えると、栁は「『北の国から』はDVD-BOXを持っていて、人生の道徳を教えてもらいました」と続く。作間は「タイタニックは音楽が好きで定期的に観ています」、田中は「コメディが好きで、例えば星新一さんのショートショートとか。映画だと『ジョーズ』。DVD-BOXを持っているのは『エースをねらえ!』です」と具体作を挙げた。
最後に波瑠は「違うタイプの者同士が旅して絆を芽生えさせる様子は、青春のようでワクワクします。どんなふうに終わるだろうと先が気になるし、『終わらないで』という思いにもなる」とアピール。麻生は「新しいジャンルの作品で、とにかくルナさんのキャラがピカイチ。見ていて爽快感を味わえるかなと思います。私はそんな彼女を“ワトソン役”として支えていきたいです」と意気込んだ。
「月夜行路 -答えは名作の中に-」は4月8日にスタートし、毎週水曜22時から放送される。
「月夜行路 -答えは名作の中に-」番組情報
放送局・放送日時
日本テレビ系 2026年4月8日(水)スタート 毎週水曜 22:00~
スタッフ・キャスト
原作:秋吉理香子「月夜行路」
脚本:清水友佳子
演出:丸谷俊平 / 明石広人
音楽:Face 2 fAKE
トランスジェンダー表現監修:西原さつき / 若林佑真 / 白川大介
出演:波瑠 / 麻生久美子 / 栁俊太郎 / 作間龍斗(ACEes)/ 渋川清彦 / 田中直樹 ほか
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映画ナタリー @eiga_natalie
【イベントレポート】「月夜行路」波瑠の食べっぷりを麻生久美子が称賛、ACEes作間龍斗は「モテる男でいようと」
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#月夜行路