聴覚に障害のある3人の若者の変化と成長をみずみずしく描いた香港映画「
本作の主人公は、医療器具の人工内耳を装用し“聞こえる人”として生きようとするソフィー、生まれながらのろう者として手話話者であることに誇りを持つジーソン、人工内耳を着けながら手話と口話をこなすバイリンガルのアランの3人。手話を禁じ、口話教育を推進するろう学校で出会ったジーソンとアランは、互いの環境の違いを感じながらも、親友のまま大人になる。やがて人工内耳を推奨するアンバサダーとして出会ったアランとソフィー。しかし、イベントでソフィーが「科学が発展すれば、この世からろう者はいなくなる」と発言したことをきっかけに、ジーソンの怒りが噴出する。
ジーソンを演じたのは
アダム・ウォンが手がけた2015年の映画「私たちが飛べる日」で主役に抜擢され、映画デビューを果たしたネオ・ヤウ。彼の俳優としての幅広い経験が演技に役立つとして、このたびろう者のジーソン役にキャスティングされた。聴者である彼に対し、アダム・ウォンは「好奇心や物珍しさを持って向き合ってはいけない。手話を学んで100%の敬意を持つこと」と伝え、ろう者の手話コーチと手話通訳士のサポートのもとで1年にわたるトレーニングを課した。メイキング映像には手話特訓の様子、ろう者や難聴者へのリサーチ、オーディション風景が収められ、キャスト・スタッフの真摯な取り組みがうかがえる。
応援コメントを寄せた黒柳は、1981年に出版した著書「窓際のトットちゃん」のヒットを受け、その印税をもとに「社会福祉法人 トット基金」を設立。トット基金では「日本ろう者劇団」の運営や就労継続支援B型施設「トット文化館」の運営を行い、黒柳は理事長を務めている。黒柳は「国際都市の香港らしく、ろう者のあり方も様々。人工内耳のこともよく理解できました。『みんな一緒!』ということが根底にある、とても心やさしい映画です」と作品を称賛した。
「私たちの話し方」は3月27日より東京・新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国でロードショー。
香港映画「私たちの話し方」メイキング映像
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