演劇映像創作団体・88生まれの女たちが手がける長編映画「話したりない夜の果て Days gone by」が、11月15日より東京の池袋シネマ・ロサにて3週間限定で上映される。
本作は東京の片隅で暮らす2人の、出会いから別れ“話”までを描く10年間の物語。心が折れてから立ち直り方を忘れてしまった主人公・妙子は、精神的にも生活面でも依存していた彼氏・コタロウとの関係の変化をきっかけに、自らの心と対峙する。
1988年生まれの女性6人が集まって結成された「88生まれの女たち」は、移ろいうねり続ける現代を全力で生きる姿を等身大で表現することを目的としたグループ。本作は当初「話したりない夜の果て」のタイトルで2022年に池袋シネマ・ロサでの公開が予定されていたが、諸般の事情により上映中止となり、新たに撮影・編集を重ねて完成した作品だ。キャストには88生まれの女たちのメンバー・
YouTubeでは予告編が公開中。88生まれの女たちによるコメントは以下の通りだ。
88生まれの女たち コメント
私たちはこれまで、作品をつくること、届けることについて何度も話し合ってきました。
振り返れば、意見がすんなりまとまったことなんて一度もなく、毎晩「話したりないね」と言って別れては、次の打ち合わせの日程を決める日々でした。
どんな些細なことでも気になることは顔を突き合わせて、腹を割って。
このかけがえのない“煩わしさ”は、今では私たちの強みです。
長い道のりでしたが、そんないくつもの夜の果てに今作の公開があります。
「88生まれの女たち」で企画・製作した映画「
劇場でご覧いただけることを、メンバー一同心より楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
88生まれの女たち 菅原雪 石高由貴 上村奈帆 矢島理佐 仲村唯
S T E V E 🪂 @SWEETSTEVE1040
@eiga_natalie 制作の歩みを止めずに再挑戦し、ついに公開までたどり着いたのは本当に素晴らしいですね🎬✨ 作品に込められた思いや新しい表現に触れられる機会として、多くの人に届いてほしいです。