福士蒼汰と福原遥の「楓」オフショット到着、宮沢氷魚・石井杏奈・宮近海斗捉えた新写真も

福士蒼汰と福原遥がダブル主演を務め、行定勲が監督した映画「楓」のオフショットとメイキングカットが到着した。

スピッツの楽曲「楓」を原案・主題歌とする本作は、ニュージーランドでの不慮の事故で双子の弟・恵を失った涼と、最愛の恋人・恵を失った亜子が大切な思い出を胸に前へ進もうとする姿を描くラブストーリー。福士が涼と恵、福原が亜子を演じた。また涼と恵の幼なじみで一番の理解者・梶野役で宮沢氷魚、カメラマンとして働く涼のアシスタント・日和役で石井杏奈、亜子の行きつけの店の店長・雄介役で宮近海斗（Travis Japan）が起用された。

今回到着した、福士と福原が羊のぬいぐるみを手にして並ぶカットは、ニュージーランドでの撮影最終日、クランプアップの様子を捉えたもの。福士は「1人2役の演じ分けが難しかったのですが、涼を掘り下げると恵が見えてきたり、恵を深めることで涼が深まったりして、撮影を重ねるうちに、そんな2人のことが大好きになりました。そして、福原さん演じる亜子が魅力的だったからこそ、涼と恵として楽しく生きることができたと感じています」と述べ、ニュージーランドの現地スタッフに英語で感謝の思いを伝えた。

福原は「亜子という役には難しさを感じていたので、撮影前から監督やプロデューサーに相談しながら準備を進めました。現場に入ってからは監督についていこうと心に決め、全力で走り抜けました。この現場で学んだことは本当に大きく、もっと力をつけてまた戻ってこられるようがんばりたいと思っています」と語る。

福士・福原と話し合いながらキャラクターを作り上げていったという行定は「福士さんとは涼と恵の違い、話し方など、さまざまな解釈が一致していたので演出もスムーズに進めることができました」と回想。また「福原さんはおおらかで真面目な方で、おそらくこれまでそういう役を求められてきたと思うけれど、本作では亜子のねじれた感情を見せてほしかった。実際、とてもうまく亜子を演じてくれたと思いますし、痛々しさの中にある女性の芯の強さが、彼女が演じた亜子からは表れていました」とコメントした。

「楓」は全国で上映中。宮沢・石井・宮近らのメイキングカットは画像ギャラリーからチェックしよう。

映画「楓」ファイナル予告