映画「
呉勝浩の同名小説をもとにした本作は、東京のどこかに“爆発予定の爆弾”が仕掛けられ、取調室での尋問と現場の捜査が同時に進行していくミステリー。爆弾の在りかを探す警察と取調室で行われる先読み不能の謎解きゲームが描かれる。山田が警視庁捜査一課の交渉人・類家、佐藤が“スズキタゴサク”と名乗る謎の中年男に扮した。
周囲の反響について山田は「この作品は(口コミで)自然に広まっていくと予言をしていたのですが、当たりそうです。90代の(山田の)ばあちゃんも『爆弾』を観に行ってくれて。取調室のシーンがよかったそうです」と佐藤に報告する。山田と佐藤には愛知県出身という共通点が。佐藤は「中日ドラゴンズが(帽子の使用について)許可を出してくれて……。(タゴサクは)狂気的な役であるにもかかわらず、ありがたかったです」と明かす。この言葉を受け山田も「中日ドラゴンズに感謝です!」と頷いた。
イベントでは、11月21日から入場者プレゼントが配布されることが発表。ポストカードの柄がスクリーンに映し出されると、全5種のうち3種がタゴサクのビジュアルであることに気がついた佐藤が「なんだよこれ! おかしくないか?」と訴える。佐藤は「もし俺がタゴサクを当てたらハズレだと思ってしまう」と心配し、会場を盛り上げた。さらにMCから、11月16日時点で本作の観客動員数が100万人を突破したとアナウンスが。山田は「早いペースですよね。『国宝』まであと1110万人です」と意気込み、「この作品には、もっと広がっていく可能性を感じます」と語った。
山田は佐藤との共演について「二朗さんが演じるタゴサクを前にして、こんなに素晴らしい俳優さんと真正面からやり合えたことが僕の俳優人生にとって学びになりました」とコメント。佐藤へのメッセージを求められると「二朗さんがあるとき、僕のセリフに対して『あ、今のムカついたな』とふと言ったことがあったんです。類家は唯一タゴサクに腹を立たせられる役なので、1つ役目を果たせたと思いました。二朗さんがいなかったら、この類家を演じられませんでした」と感謝を口にする。佐藤は山田へ「(監督の永井聡・山田と)3人で飲んだのですが、寝てしまって記憶もあいまいなのでまた飲みましょう。(褒めるのは)機会を改めて」と照れくさそうに伝えた。
イベントでは、座席の下に爆弾風のおもちゃが仕掛けられた観客1名に山田と佐藤が、本作のサイン入りグッズをプレゼントする一幕も。最後に佐藤は「この作品は学校や職場で自然に広まっていってほしいと思っていましたが、本当にそうなっているのがうれしくて。日本映画全体が盛り上がっていることもうれしいんです。さらにこの映画を皆さんの手で育てていただきたいです」、山田は「まだまだ広がると思っています。ようやくその種が芽を出し始めた頃だと思いますので、皆さんで『爆弾』を爆発させてください」と呼びかけイベントを締めた。
「爆弾」は全国で上映中。
映画「爆弾」本予告
山田裕貴の映画作品
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