「ムーミン」の新作アニメーションがハリウッドで制作中であることが、フィンランドに本社を置くムーミンキャラクターズの公式サイトで発表された。アメリカで製作される初のムーミン映画となる。
「ムーミン」はトーベ・ヤンソンによる最初の小説が1946年に発表され、これまで60以上の言語で出版されたほか、児童書、テレビアニメ、映画などさまざまなメディア展開がされてきた。このたび製作される映画は小説を原作としている。制作は「ニモーナ」で知られるアンナプルナのアニメーション部門が担当。監督と脚本を、アニメ「スティーブン・ユニバース」や「アドベンチャー・タイム」シリーズのレベッカ・シュガーが担う。また「スポンジ・ボブ/スクエアパンツ」などを手がけたジュリア・ピスターがプロデューサーとして参加した。
アンナプルナのアニメーション部門を設立したロバート・ベアードとアンドリュー・ミルスタインは、「トーベ・ヤンソンの時代を超越したビジョンを大画面で表現できることを光栄に思います。レベッカとジュリアとともに、これらの愛すべきキャラクターたち、そしてトーベが作品にもたらしたユーモア、心、そして破壊的な精神を、新しい観客に紹介できることを楽しみにしています」とコメント。ムーミンキャラクターズのCEOであるロレフ・クラクストロムは「才能あふれるレベッカ・シュガー、そしてアンナプルナ社とこの画期的な新作映画で提携できることを大変うれしく思います。この実力あるチームが、愛されるムーミンの物語をどのように再解釈するのか、そして新旧のファンに発見・再発見されるのを楽しみにしています」と述べている。
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「ムーミン」新作アニメをハリウッドで製作、監督・脚本はレベッカ・シュガー https://t.co/eA0ttAXdNZ