本作の物語は、記憶を失い倒れていた正体不明の若い女性・春野桜を、温泉の支配人・佐山康治が発見することから動き出す。行く当てのない桜を放っておけない佐山は、彼女を温泉で働かせることに。真摯に働く桜を見守りながら趣味の落語に打ち込む佐山だったが、宴会場での発表会の直前、桜は突然姿を消してしまうのだった。佐山は演目「巣鴨の狐」を高座で語りながら、彼女への思いを静かに重ねていく。
佐山を風間、桜を星乃が演じた。温泉のおっちょこちょいな送迎担当・鈴木光に
風間は「もちろん落語は初チャレンジ。覚える所作やお芝居など大変でしたが、その奥深さに又やってみたいと虜になりました」、星乃は「演じるにあたり、彼女が純粋な眼差しで世界を見つめ直す瞬間や、温泉という舞台で芽生えていく柔らかな変化を大切にしました」と撮影を振り返る。そのほかのキャスト、監督の夏目、企画・プロデュースを手がけた小浜圭太郎のコメントは下部に掲載した。
風間トオル コメント
巣鴨に有る温泉のお話。
昔からの情に溢れた人々との触れ合いの中、
月の綺麗な夜にやって来る
女性のファンタジーが有り、
狐の恩返しならぬ、
おかえりの湯を
支配人佐山が落語で語るシーンなど、
とてもじんわりホッコリさせられる映画です。
もちろん落語は初チャレンジ。覚える所作やお芝居など大変でしたが、
その奥深さに又やってみたいと虜になりました。
是非皆さんも
ひとっ風呂浴びて観て下さい。
星乃夢奈 コメント
春野桜は記憶を失った状態で温泉宿に辿り着き、そこでの人々との触れ合いを通して少しずつ日常を取り戻していく役柄です。
演じるにあたり、彼女が純粋な眼差しで世界を見つめ直す瞬間や、温泉という舞台で芽生えていく柔らかな変化を大切にしました。
桜を通じて、人と人とのつながりがもたらす温かさや前に進む力を感じていただければ幸いです。
石垣佑磨 コメント
撮影は順調に楽しんで、キャストの皆様も素敵です。それぞれの個性が生かされた作品だと思いますが、
何よりも、ロケ地ですね。
本物の温泉、東京染井温泉SAKURAさんのご協力により、セットではなく本物の施設でそのまま撮影させていただけたことがこの作品の魅力だと思います。
この映画を観たら、小さいおじさんに会いにいきたくなること間違いなし!
何のことかは本編を観てください!
田中要次 コメント
コワモテの顔つき、寡黙というイメージの役が多かった私にとって、渡辺という役は今まであまり演じたことのない可愛らしさを持ったキャラクターでした。
撮影は酷暑の季節でしたが、リニューアルオープンを控えた都内の東京染井温泉SAKURAさんを使わせて頂けたおかげで、空調の効いた心地よい環境の中で、美味しい食事も摂らせて頂きながら演じることが出来て本当に幸せでした。出来ることなら、もう1ヶ月ぐらい通っていたかったぐらいです。
嶋大輔 コメント
今回「おかえりの湯」で料理長と言う役で参加させて頂きました。
昔ながらのちょっと頑固な所があり皆んなとぶつかりながらもおかえりの湯の事を一生懸命支えていこうと思っている料理長なのかな?と思いながら演じさせて頂きました。
また撮影現場もスタッフやキャスト皆んなのお陰で本当に明るく楽しく撮影が出来ました。
お風呂とは、日本ならではの文化だと思います。
皆んなで「おかえりの湯」を盛り上げようと奮闘する人間模様を是非お楽しみ頂ければと思います。
さとう珠緒 コメント
吉川さくら役を演じさせていただきました、さとう珠緒です。台本を読んだ時、まるで温泉に浸かったように心が温まる物語だと感じました。少し気性の荒い役ですが、楽しく挑戦できました。風間さんの落語も大きな見どころです。ぜひ劇場で温かい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
川瀬莉子 コメント
今回中村彩の日常であるタイ式ヨガ、ルーシーダットンを自分なりに学びました。劇中やってるのは全て実際にあるポーズで、シーンに合わせてどのポーズをしたら映えるかと考えました。
実際の温泉施設での撮影は、場所も相まって和気あいあいとした現場で、施設のロビーでキャストみんな集まってお喋りしたのが楽しく印象に残っています。きっとその雰囲気がこの映画の魅力の一つで観る方にも伝わると思います。
入来茉里 コメント
エステティシャンの松本香という女性を演じました。
少し変わった愛情表現をする役で、愛する男性をひたすら追いかけ、撮影中は東京染井温泉SAKURAの中を誰よりも駆け回りました。
登場人物全員のキャラが濃く、温泉施設の癒やしの空間からは想像出来ないくらい色んな事が巻き起こっていたと思います。
撮影はとても和気藹々とした雰囲気で、作品に向き合えました。
私自身、完成を楽しみにしています。
水瀬紗彩耶 コメント
私が演じた小林奈々は元気で明るく、その場にいるだけでみんなを笑顔にできる存在です。
語尾に「ですです」をつけるのが奈々の特徴なのですが、
撮影が終わってからも「ですです」と言ってしまうくらい、身体に馴染んでいました笑
それぞれの役柄が個性的で魅力に溢れており、役中も居心地が良い空間でした。
出来事一つ一つで人の優しさを感じることができて終始心が温まる、
そんな優しいお話しです。
ハニトラ梅木 コメント
東京染井温泉SAKURAのスタッフ岡田役をいただきました、梅木です。
今回演じた岡田という人間は表に出さないながらも心の中では大きな感情が宿っている人間でした。自分が口にすると誰かを傷付けるのではないか?と考えすぎるくらい丁寧に生きているのでしょうね。
そんな彼だからこそ物語でも貴重な体験をすることになるのですが。
誰かを助ける思いやりは帰ってくる。人に優しくなれる映画が「おかえりの湯」ですね。誰かの助けに気付けるように岡田のように丁寧に日々を過ごしたいと思っています。
友貴 コメント
今回の金子信彦という役は、役作りが非常に難しかったです。なぜなら、今までは、破天荒な役を演じたことがなかったので、役が決まった時から、入念に金子信彦がどういう人生を歩んできたのかをじっくりと考えて、自分自身の身体中に染み込ませて、演じました。色々なことを考えることのできる作品ですごく刺激を受けました。今回の作品に携わってみて、よりいっそう、これから、様々な役に挑戦していき、素晴らしい役者に成長していけるように頑張っていきたいと思えることができました。
ビートきよし コメント
僕は「お気楽亭最好」という落語のお師匠役でしたが、師匠なのに威厳もなくて適当で、金にも縁が無さそうな所が自分と重なる所があって、やりやすかったです。今は色々と息苦しい世の中ですけど、好い加減のいい加減さを忘れたくないですね。
僕もそうですが、日本人のお風呂好き、温泉好きはDNAに染み付いているんじゃないか?という位ですよね。湯屋を通して人の温かさで心も温まる、ほっこりする作品だと思います。
夏目大一朗 コメント
巣鴨に狐にまつわる落語があるという。そこからこの物語を着想しました。主演の風間トオルさんのプロフェッショナルな姿に現場は引き締まり、星乃夢奈さんのみんなを笑顔にする明るさに心を癒されました。温泉で起こるホッとするストーリー。
皆様の心にほのかな潤いと安らぎが届くことを願っています。
小浜圭太郎(企画・プロデュース)コメント
巣鴨の懐かしい街並みと東京染井温泉SAKURAの湯気が織りなす温かい物語。風間トオルさんは温泉愛好家としての深い愛着と穏やかな魅力で支配人役を演じ、着物姿でロビーを颯爽と歩く姿は特別な存在感を放っていました。
星乃夢奈さんは天真爛漫な明るさと純粋な演技で、物語に温もりを添えてくれました。
風間トオルの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
主演・風間トオル×ヒロイン・星乃夢奈、温泉を舞台にした「おかえりの湯」2026年公開(コメントあり)
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#おかえりの湯 https://t.co/Qfzgzj9wVn