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京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員である榊マリコを中心に、ひと癖もふた癖もある研究員たちが事件の真相解明に挑む「科捜研の女」シリーズ。放送300回という節目を迎え、その歴史に幕を下ろすことになった。1月23日に放送される「科捜研の女 ファイナル」では、京都市内の“スマート・モビリティ実証実験特区”で複数のIoT機器が一斉に暴走したことから物語が動き出す。マリコを沢口、刑事・土門薫を内藤、解剖医・風丘早月を若村が演じ、科捜研のメンバーである君嶋直樹に小池、宇佐見裕也に風間、所長の日野和正に斉藤、加瀬淳平に加藤、涌田亜美に山本、土門と行動をともにする若手刑事・蒲原勇樹に石井が扮した。
沢口靖子がファンの応援に感謝
ファンミーティングでは、オープニングから涙ぐんでいるファンの姿も見られた。沢口は「このような機会をくださってありがとうございます。一言言わせてください。皆さん、いつも画面越しに応援していただいて、本当にありがとうございます!」と感謝を伝える。内藤が「26年間、楽しんでいただけましたか?」と客席に問いかけると、大きな拍手が。「まいど~」とおなじみのフレーズで客席を沸かせた若村は「科捜研メンバーではないですが、私は2008年からマリコさんのよきパートナーとして、科捜研に貢献してきたと思っています。18年間、ありがとうございました!」と挨拶する。風間は「最初は犯人役で出演したんです(笑)。あるとき、科捜研に入りまして、この部署にかわいがっていただきました。これまで、どんな人が観てくれているのか気になっていたんです。皆様の顔を忘れないよう、じっくり見ていきたいです」と述べ、山本は「13年間関わらせていただきました。1つのドラマの現場という言葉では括れないたくさんの思い出があります。それを噛み締めながら今日は楽しみたいです」と伝えた。
内藤剛志「俺じゃなかったのがショック!」
イベントでは「『科捜研の女』のここが好き」というコーナーを実施。沢口が好きな場面として挙げたのは、シーズン12の2話で、マリコと日野が会話するシーンだ。沢口は「ボードに貼られた枯山水を2人で見ている場面です。所長に『この庭、何に見える?』と枯山水の様式美について聞かれているのに、マリコは石と砂の成分について科学的に答えてしまう(笑)。芸術オンチのマリコを描いた、クスッと笑えるシーンです」と笑みをこぼす。内藤は「26年の歴史の中で、主役の思い出に残っているのが俺じゃなくて、斉藤さんだったのがすごいショック!」とぼやき、会場を笑わせた。
そんな内藤が好きな場面として選んだのは、マリコと土門が鴨川を歩いているシーン。「上流と下流があって、どちら向きに歩くか、そのときによって監督が決めていると思うんです。上流を歩いているときは、まだその先に謎があるような感じで、下流を歩いているときは、町に戻っていく感じ。今後、作品を観るときは、そんなことを考えながら、どちら向きに歩いているか注目してもらえたらうれしいです」とアピールした。若村は風丘の解剖シーンに触れ「マリコさんのうるうるとした瞳を受けるのは至福のときでした。マリコさんが毛穴の先を見通すような、真剣なまなざしで見ているのでご遺体役の役者さんはかわいそうだなと、いつも思っていました(笑)」と振り返る。事件発生後、科捜研のメンバーが出動するシーンが好きだというのは小池。「かっこよくて、何カットでも撮ってくれ!って思います。みんなで歩いているシーンは、京都の暑さを忘れられるんです。科捜研の一員になれていると、噛み締めながら撮影していました」と力説した。
榊マリコは26年間自転車通勤
ファンミーティングでは、好きなキャラクターを選ぶコーナーも用意された。石井は加瀬淳平を挙げ、「京都撮影所の楽屋が(加瀬役の加藤と)相部屋なんです。そこから、長田成哉とか渡部秀が卒業していったんですが、新しい方が来ると新たな風が吹く。徹平くんが来てくれたときはさわやかな風が吹いて、諒くんが来てくれたときは、そこに温かさや優しさがプラスされた。それによって、演じているそれぞれのキャラクターももっとやりやすくなったと思うんです。だから加瀬淳平は好きなキャラですね」とほほえむ。加藤は所長の日野和正を選び「科捜研のメンバーに振り回されてぼやくけれど、最終的には協力してくれる。キュートで大好きなんです。演じる斉藤さん自身もチャーミングです!」と声を弾ませた。
マリコの好きなところに話が及ぶと、風間は「素敵なところはいっぱいあるんですけど、26年前から自転車通勤してるんですよ。何も変わらず、26年間、一途なところが素敵です」と、山本は「なんといってもこのビジュアル! そして何事にもまっすぐで、科学者としてかっこいい。美しいところが素敵です」と言葉に力を込める。これを横で聞いていた沢口は「私、『コンタクト』でジョディ・フォスターが演じた科学者が好きなんです。だからそんなふうに言ってもらえてうれしいです」と喜んだ。
沢口靖子「もっとマリコでいたかった」
イベント終盤には、沢口がファンに向けて手紙を読む場面も。「正直な気持ちを言えば、もっとマリコでいたかった。お別れしたくない」「榊マリコと過ごした日々は、私の人生そのものです」と述べ、「この作品は今回をもって、1つの区切りを迎えます。でも、作品を通して、皆様と一緒に積み重ねてきたたくさんの思い出はこれからもずっと心の中で生き続けていきます。人の心は強く揺さぶられた瞬間、その記憶は脳の深くに刻み込まれるそうです」「科学は嘘をつかない。マリコはそう言っています。これからもずっと一緒に、前を向いて歩いて行きましょう。長い間、ご声援、本当にありがとうございました」と涙ながらに思いを伝えた。
内藤は「26年間、俺たちの主役でいてくれてありがとう。沢口さんは、真面目だ真面目だってみんなから言われすぎるところがあると思う。でも、あなたはこの役を通して、真面目であることがかっこいいことだって証明したんではないかと思います。お疲れ様です」と言葉を贈る。これを受け、沢口は「素敵なキャスト、スタッフ、皆さんがずっと支持してくださったおかげで、こんなに長く続けることができました。また違う形でお会いできたらうれしいです」とファンに呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「科捜研の女 ファイナル」はテレビ朝日系で1月23日20時よりオンエア。櫻井武晴が脚本、兼﨑涼介が監督を担った。動画配信プラットフォームTELASA(テラサ)では、「科捜研の女」過去シーズンやスペシャルドラマに加え、「
ドラマ「科捜研の女 ファイナル」予告
スペシャルドラマ「科捜研の女 ファイナル」番組情報
放送局・放送日時
テレビ朝日系 2026年1月23日(金)20:00~21:48
配信
TVer(ティーバー)/ TELASA(テラサ)
スタッフ・キャスト
脚本:櫻井武晴
監督:兼﨑涼介
音楽:川井憲次
出演:沢口靖子 / 小池徹平 / 若村麻由美 / 風間トオル / 斉藤暁 / 加藤諒 / 山本ひかる / 石井一彰 / 西田健 / 金田明夫 / 内藤剛志 / 小野武彦 / 戸田菜穂 / 渡辺いっけい / 奥田恵梨華 / 小林虎之介 / 莉子 / 味方良介 / 佐藤流司 / 中村俊介 ほか
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