本作は江戸の風情が残り、心の醜さが見た目に現れる「妖化（ようか）」という病がはびこる2026年の東京を舞台にしたアクションファンタジー。国の秩序を守る巫女一族の少女・白石澄（しらいしすみ）は、“祈りを刃に変える”という異能の力を継ぐ巫女見習いとして、白石家当主である母のもと、日々鍛錬を重ねている。しかし優しすぎるがゆえに戦う意味を見出せず妹に遅れを取り、力を操れない。ある日、転校生・久遠雅貴（くおんまさたか）との出会いで、澄は初めて恋を知ることに。しかし久遠の正体は白石家の殲滅を狙う忍者一族の末裔で、育ての親の命令を受けて澄に近付いていた。
莉子が澄、藤原が久遠に扮する。また澄の妹・静役で
生成AIをフル活用した今作。AIクリエイティブディレクターとして宮城明弘が参加し、「妖」や「異能の剣」といった壮大な世界観を表現した。制作協力としてAOI Pro.が名を連ね、VFXは「8番出口」「爆弾」も手がけたTREE Digital Studioが担当。またサイバーエージェントが技術面で全面協力している。プロデューサーも兼任する鈴木努が脚本を執筆し、
ドラマ「TOKYO 巫女忍者」は放送後、TVerとHuluでも配信される。莉子と藤原のコメントは以下の通り。
莉子 コメント
「TOKYO 巫女忍者」で白石澄を演じさせていただきます、莉子です。
生成AIで作られる本作は、現代の映像業界の進化を感じると同時に、私自身も初挑戦の現場で日々刺激を受けております。
実際に撮影が進む中で、撮影環境に左右されずにスムーズに撮影が進んでいくところに利点を感じながらも、役者として想像力がより一層求められるなど、生成AI撮影ならではの発見もあり、新しい学びの連続です。
完成した映像がどのような作品として皆さまに届くのか、私自身もとても楽しみにしています。放送を心待ちにしながら、ぜひこの“新しいドラマ体験”をお楽しみください。
藤原樹（THE RAMPAGE）コメント
久遠雅貴役を演じます、藤原樹です。
今回このお話をいただいた時、「実写×最新AI技術」とは一体どんな世界になるのか、正直少し想像がつきませんでした。
ですが、撮影が始まり、生成AIだからこそ表現できる新しい映像美や、これまでにないスケールのアクションが目の前で形になっていくのを実感しました。
任務に生きる男としての冷徹さと、莉子さん演じる澄への想いに揺れる人間味。
その両方を丁寧に表現できるよう全力で臨んでいます。
実写と生成AI、それぞれの魅力を最大限に活かしたこの作品が、新たなコンテンツの未来を切り開く“第一歩”になれば嬉しいです。
「TOKYO 巫女忍者」番組情報
放送局・放送日時
日本テレビ 2026年1月7日（水）24:59～25:29
※関東ローカル
配信
TVer、Hulu
スタッフ・キャスト
脚本・プロデューサー：鈴木努
演出：後藤庸介
AIクリエイティブディレクター：宮城明弘
AIクリエーティブプロデューサー：吉田真
AIコンテンツプロデューサー：安藤達也
AIチーフクリエーター：古谷康佑
AIエンジニア：川上皓平 / 山口潮里
AIスーパーバイザー：佐久間丈貴 / 古川滋彦
VFXスーパーバイザー：山田悠生
出演：莉子 / 藤原樹（THE RAMPAGE） / 星乃夢奈 / 平松想乃 / 槙尾ユウスケ（かもめんたる） / 橋本マナミ / 渡辺いっけい ほか
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