映画「
海江田役の大沢は北極圏に行ったことがあるそうで、「この映画にも出てくるような極寒の世界。マイナス35度の中、普通に立っているのも厳しい環境です。当時を思い出して演じられてよかったです」と述懐。劇中に登場する美しいオーロラは、大沢自身が過去に撮影した実際の写真をベースにCG化されたという裏話も明かされ、大沢がポケットからスマートフォンを取り出すと共演者たちはかわるがわるのぞき見て「すごい!」と歓声を上げる。「制作チームが『オーロラを本物に近付けたい』ということで、この写真を提出しました。だから(劇中のオーロラは)僕の見たものとほぼ同じだと思います」と述べ、「こういう感じです」とスマートフォンの小さな画面を観客に向けた。
映画の公開を記念し、主題歌「風と私の物語」を歌う
舞台挨拶では、「(自分以外で)演じてみたい役柄は?」というトークテーマも。内閣官房長官・海原役の江口は「海江田はできないです」と述べ、「閉鎖空間で微動だにせずセリフを言うのは、日頃のスクワットが効いているのかな?」と大沢に質問。すると大沢は「海江田を演じて大変な部分はいっぱいあるんですけど、見てわかる通り、実は劇中で“0歩”しか歩いていないんですよ」と応じる。江口が「前作は7歩?」と確認すると、大沢は「前作は7歩。今回ついに0歩になった」と淡々と回答。江口は「それがどれだけ大変か。指揮者のように指示を出すさまは、大沢くんならではの戦闘シーンというか想像力ですよね。僕にはできない」と褒めたたえた。
一方、ジャーナリスト・市谷裕美役の上戸は「潜水艦に乗ってみたい。大沢さんの部下としてチームに入りたい」と語り、フリーカメラマン・森山健介役の渡邊も「僕もやまとに乗らせてください」とうらやましそうにコメント。熱い視線を向けられながら、大沢は「『沈黙の艦隊』は、海江田を取り巻く乗組員、政治家、メディアの人々も主役で、その人たちの成長物語でもある。周囲のほうが葛藤して感情を出して、何かを乗り越えていく、まるで主役たちがそろっているような作品。だから申し訳ないけど、僕は海江田のままでいいです」と本音を漏らして笑いを誘った。
「沈黙の艦隊 北極海大海戦」は全国で上映中。
あの @_unknown_03611
3枚目、大沢さんが津田さんの背後から手を回してスマホの写真見せてんのかと思ってちょっと本気でびっくりしたwwww(大変違う) https://t.co/4hqfwx1HlT