井ノ原快彦のトークに山田裕貴が卒倒寸前、「ベートーヴェン捏造」メイキング映像公開

映画「ベートーヴェン捏造」より、山田裕貴と井ノ原快彦の姿を捉えたメイキング映像がYouTubeで公開された。

バカリズムが脚本を手がけた同作では、ベートーヴェンの秘書であるシンドラーが、ベートーヴェンのイメージを下品で小汚いおじさんから聖なる天才音楽家へと“捏造”するさまが描かれる。山田がシンドラー、古田新太がベートーヴェン、井ノ原がベートーヴェンの愛弟子フェルディナント・リースを演じた。

熱烈にベートーヴェンを敬愛していたものの、彼から不名誉なあだ名を付けられたり、卵をぶつけられたりしていたシンドラー。今回の映像には、“ベートーヴェン先生からの愛されエピソード”をリースから聞かされ、“完全敗北”したシンドラーが卒倒しそうになる場面の舞台裏が収められた。

メイキング映像後半のインタビューで井ノ原は「天然で愛される人だったんだろうなとか想像しながら、シンドラーに対して自慢してマウント取るんじゃなくて、ただただ楽しかったエピソードを話すだけ」「天然で言った方が心が痛むみたいなことを山ちゃん（山田）も言ってくれていて」と述懐。さらにドラマ「特捜9」で長年共演してきた山田の主演作ということで、二つ返事でオファーを快諾したとも話す。2人が実際に絡むシーンは1つしかなかったそうだが、井ノ原は「マインドが優しい人なので受け止めてくれているような感じがしましたし、すごくやりやすかったですね」と現場を振り返っている。

このたび、本作の舞台であるオーストリアのウィーンで10月2日から8日にかけて行われる、Japannual Japanisches Filmfestival in Wienでの公式上映が決定。10月5日にスクリーンかけられる予定だ。

かげはら史帆によるノンフィクション書籍をもとに、関和亮が監督を務めた「ベートーヴェン捏造」は全国で上映中。リースの妻役で市川紗椰も共演した。

映画「ベートーヴェン捏造」メイキング映像2