100歳を超えても映画を作り続け、現役最高齢の監督として尊敬を集めたオリヴェイラ。2025年は106歳で亡くなったオリヴェイラの没後10年であり、4月にはその功績を振り返る特集上映「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」が開催された。
1942年にオリヴェイラの故郷であるポルトガル北部の都市・ポルトを舞台に製作された「アニキ・ボボ」では、ドウロ川近郊で暮らす少年たちの物語が描かれる。内気な夢想家のカルリートスと、恐れを知らないリーダー・エドゥアルドはともに、グループで唯一の少女・テレジーニャに恋をしていた。ある日、カルリートスはテレジーニャが欲しがっていた人形を盗み、彼女にプレゼントするが、それをきっかけに少年たちの間に緊張が高まり、カルリートスはグループから仲間はずれにされる。
解禁されたポスタービジュアルには、お仕置き用の帽子をかぶった少年・ピスタリムが振り返ってこちらを見つめるシーンに、劇中に登場する「いつも正しい道を進め」という言葉がキャッチコピーとして添えられている。デザインは「オリヴェイラ2025 没後10年 マノエル・ド・オリヴェイラ特集」に引き続き、成瀬慧と中野香が手がけた。
また11月8日には東京・Strangerにて、「アブラハム渓谷 完全版」「
マノエル・ド・オリヴェイラの映画作品
関連人物
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マノエル・ド・オリヴェイラの初長編「アニキ・ボボ」4Kレストア版が11月公開
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