1973年から約44年にわたり連載された「浮浪雲」は、幕末の品川宿を舞台とした物語。日々を気ままに生きる風変わりな男・雲(くも)が人々の運命を優しく動かしてゆくさまや、清水次郎長、坂本龍馬、沖田総司らとの邂逅が描かれる。
女物の着物をまとい、髪を額の前で結んだ風貌の雲を演じる佐々木は「何かと息の詰まる日々に、ふわりと涼やかな風の通り道をつくってくれる、そんな作品をお届けできたら」とコメント。しっかり者の妻・かめ役の倉科は「雲は仕事そっちのけでいつも遊んでばかり、無類の酒好き女好き、飄々としていて、本心は何を考えているのか中々掴めない。そんな雲にメロメロで、夫を支えているとは言いませんが翻弄され翻弄するような役柄です」と説明する。雲が営む問屋場「夢屋」の番頭・欲次郎役の尾形は「時代劇は自由そのもの。ちょんまげを乗せればリアリティとはサヨナラできるところがあって、とても楽しいです。と、勝手に思ってます」と期待を込めた。
このほか
全8回のドラマ「浮浪雲」は2026年にNHK BS、NHK BSプレミアム4Kで放送。
BS時代劇「浮浪雲」
NHK BS、NHK BSプレミアム4K 2026年放送
※全8回
佐々木蔵之介 コメント
「浮浪雲」で雲を演じます、佐々木蔵之介です。
何ものにも縛られず、ゆらりと生きる。
のんびり、流れる雲の如し。
「人生で一番大切なことは、機嫌がいいこと」
まったく芯が通っています。
何かと息の詰まる日々に、ふわりと涼やかな風の通り道をつくってくれる、そんな作品をお届けできたらと思っています。
どうぞお楽しみに。
倉科カナ コメント
主人公・雲(くも)の妻・かめを演じます!
雲は仕事そっちのけでいつも遊んでばかり、無類の酒好き女好き、飄々としていて、本心は何を考えているのか中々掴めない。
そんな雲にメロメロで、夫を支えているとは言いませんが翻弄され翻弄するような役柄です。
時代劇ですが少しポップで年代を問わず、クスッと楽しんでいただける作品となっています。
挑戦的な時代劇です!
力を抜いて挑みたいと思います。
イッセー尾形 コメント
時代劇は自由そのもの。ちょんまげを乗せればリアリティとはサヨナラできるところがあって、とても楽しいです。と、勝手に思ってます。カツラをつけると少々頭は重いんですが、頭の中は軽いんです。さて、時代は幕末、かな。風雲急を告げる世の中にあって宅配便みたいな生業をしている問屋場「夢屋」ですが、いつもごった返ししているような人間模様という有様。佐々木蔵之介さんや倉科カナさんたちとどんな舞台に、じゃなかったドラマになるのかワクワクしてます!
青木健生 @p_kobushi
ナイスキャスティング。ジョージ秋山先生は、リイド社の忘年会などでお見かけしたことが。泥酔されてました。 https://t.co/ddmp9S4iJK