ピザ店に60m巨大ボート！「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」こだわりのセットとは

映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」の続編となる「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」が1月23日に公開。このたび原作ゲームの世界観をリアルに再現したセットのこだわりが明らかになった。

スコット・カーソンによる同名のホラーゲームを映画化した「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」は、廃墟と化したレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」で夜間警備員を始めたマイクが、狂気にさいなまれるさまが描かれた。前作と同じくエマ・タミが監督した続編では、悪夢のような出来事から1年半後が舞台に。日常を取り戻しつつあるマイクと、“友達”であるマスコットたちを恋しがる妹のアビーの前に再び悪夢が訪れる。

セットを手がけたプロダクションデザイナーのマーク・フィッシェラは、原作ゲームのトーンを忠実に再現。今回新たに登場するピザ店「リバー・フレディーズ」では、全長約60mのボートアトラクションやウォーターライド用の約45mの洞窟が制作され、実動するメリーゴーラウンドも備えられた。さらに、そうしたスペースを連結させて1つの建物としたことにより、登場人物が店内をさまよう様子がリアルに映し出される。廃墟化した店内には錆や水による腐食が施され、年月の経過が細部まで表現された。

アビー役のパイパー・ルビオは原作ゲームの大ファンであることを明かしており、「ゲームの世界観をそのまま再現したセットだったので、足を踏み入れたときは奇妙な感覚でした。まるでゲームの中に入り込んだようで、ファンが熟知している世界そのものだった」と絶賛。さらに「ゲームでは監視カメラを通して、特定のエリアしか見られないけど、セットではそれ以外の場所もあった。すべての空間に実際にいられたことは特別な経験でした」とファンならではの視点で振り返った。マイク役のジョシュ・ハッチャーソンも「彼女は、キャラクターの背景や関係性など細かい点まで全部説明できる。僕にとって最高の情報源だった」と、その熱量を証言している。

映画「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2」USトレイラー