トム・クルーズが山崎貴と渋谷の空で対談「僕たちの仕事は最高の映画を作ること」

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トム・クルーズ山崎貴の対談が実現。2人は東京・渋谷の街を一望できる渋谷スクランブルスクエアの屋上展望台「SHIBUYA SKY」で対面を果たした。YouTubeでは、その様子を収めた特別映像が公開されている。

渋谷スクランブルスクエアの屋上展望台「SHIBUYA SKY」で対談したトム・クルーズ(左)と山崎貴(右)

渋谷スクランブルスクエアの屋上展望台「SHIBUYA SKY」で対談したトム・クルーズ(左)と山崎貴(右)

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握手を交わすトム・クルーズ(右)と山崎貴(左)

握手を交わすトム・クルーズ(右)と山崎貴(左)[拡大]

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」のワールドツアーで5月に来日したクルーズ。エスカレーターを上がってきた彼は笑顔を見せながら、待ち受ける山崎と固い握手を交わした。開口一番に「あなたの大ファンだ! おめでとう。素晴らしい作品ばかりだ」とラブコールを送り、「僕たちは映画を愛する仲間だ」「僕らは観客の想像を超える新たな物語を生み出している」と共感を示す。

対談前夜に行われたジャパンプレミアにて、300人の観客、キャスト&スタッフ陣とともに本作を鑑賞した山崎。8分間にも及ぶスタンディングオベーションが巻き起こった世界最速上映の様子を、山崎は「エンドクレジットの間、誰も座らなかった。集大成としての『ミッション:インポッシブル』の大成功を確信した」と興奮気味に伝えた。

左からトム・クルーズ、山崎貴、クリストファー・マッカリー

左からトム・クルーズ、山崎貴、クリストファー・マッカリー[拡大]

山崎が「絶対不可能な瞬間を作りながら、ギリギリの方法で、しかも説得力のある形で乗り越えていくプロセスが本当にすごかった」「同じ映画を作っている身として、嫉妬を感じるほど素晴らしい瞬間がたくさんあった」と話すと、クルーズは「次はあなたの番だ。お互いに刺激し合っているね」と水を向ける。「ゴジラ」の新作映画を準備中の山崎は「家に帰ってシナリオを読み直しながら、ミッションに負けるわけにはいかないと闘争心が沸き起こった」と意欲をのぞかせた。

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」場面写真

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」場面写真[拡大]

続いて山崎は映画界におけるクルーズの立ち位置と、世界を救う劇中のイーサン・ハントの姿を重ね、「血みどろになりながら乗り越えている。イーサン・ハントの物語の向こう側にトムさんのストーリーが見えて。それも感動しました」とコメント。困難な撮影の数々が映画の面白さに貢献していることを伝えた場面では、クルーズは「イエス! イエス!」と熱く山崎を抱き寄せながら、「プレッシャーは特権だと思ってる。この言葉を大切にして仲間にも伝えている」と話した。

さらにクルーズは自身に影響を与えた映画のタイトルを挙げつつ、映画におけるキャラクター、観客が何を求めているか考えること、世界中の観客に広く物語を届けることなどの重要性を説く。そして「映画を作るときは常に世界を意識している」「僕たちは観客が求める映画を作らないといけない」「僕たちの仕事はできる限り最高の映画を作ること。それを観客にちゃんと伝えること」とも語った。

後半には監督のクリストファー・マッカリーも合流。最後に、クルーズは山崎に「あなたと話せて、一つの夢が叶った。僕たちにできることがあればなんでも言ってくれ」と敬意を表した。

映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」特別映像(トム・クルーズ×山崎貴)

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