日本人初！渡辺直美、ディズニー＆ピクサー「星つなぎのエリオ」で日米ダブル声優

渡辺直美が、ディズニー＆ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」のUSオリジナル版と日本版の両方で声優を担当することがわかった。ディズニー＆ピクサー作品のUSオリジナル版で日本人が声優を務めるのは、ピクサー・アニメーション・スタジオのクリエイター以外では初めて。さらに日本版声優も同時に務めるのは日本人初となる。

「星つなぎのエリオ」は、宇宙が大好きなひとりぼっちの少年エリオが、さまざまな星のリーダーが集まる“コミュニバース”でエイリアンの少年グロードンと出会い、絆を深めていくさまを描くファンタジーアドベンチャー。日本版では子役の川原瑛都がエリオ役、佐藤大空がグロードン役を務める。

渡辺が声を当てるオーヴァは“コミュニバース”のメンバーで、平和を愛する惑星の明るく情熱的な大使。孤独なエリオに寄り添い、彼の冒険を優しく見守る存在だ。監督陣は本作について「人とどこか違うことで、時に孤独感を覚えることもあるが、その違いこそが私たち1人ひとりを唯一無二の輝きで照らしてくれるという力強いメッセージが込められた作品です」と説明する。そのうえで「このメッセージが渡辺直美さん自身のこれまでの軌跡と完璧に一致していることに気が付きました。彼女は常に新しい環境で自分自身に挑戦し続け、自身の個性を守りながら、夢を追い求め、真に唯一無二の輝きを放つ人物です」と渡辺の起用理由を明かした。

アメリカでの収録に挑んだ渡辺は「私が発した言葉でオーヴァが形成されるんだという緊張感もありました。そして英語が大変でした。最初は猫被ったようなしゃべり方をしてたんですけど、監督が『もっと直美らしさを出していいよ！』と言ってくれてやりやすかったです」と振り返る。オーヴァとの共通点については「変顔でここまでやって来た私と似てるなというか」と笑いながらも、「表情豊かなところは共感できる」と述べ、親近感をのぞかせた。

マデリーン・シャラフィアン、ドミー・シー、エイドリアン・モリーナが監督を務める「星つなぎのエリオ」は8月1日より全国ロードショー。

スタッフ コメント

本作は、人とどこか異なることは時に孤立感をもたらすことがあるが、その違いこそが私たちを唯一無二の輝きで照らしてくれるのだという力強いメッセージが込められた作品です。この物語では、私たちの個性が他者との深いつながりを生み出し、自分自身をありのままに受け入れ、そして愛する大切さを教えてくれます。
私たちは、このメッセージが渡辺直美さん自身のこれまでの軌跡と完璧に一致していることに気が付きました。彼女は常に新しい環境で自分自身に挑戦し続け、自身の個性を守りながら、夢を追い求め、真に唯一無二の輝きを放つ人物です。その理由から、彼女がこのプロジェクトの理想的な選択だと感じました。
─マデリーン・シャラフィアン（監督）、ドミー・シー（監督）、メアリー・アリス・ドラム（制作）

映画「星つなぎのエリオ」特報2