ジャーナリスト・伊藤明彦の著書「未来からの遺言 - ある被爆者体験の伝記」を原案とする本作。1972年、長崎の放送局出身のジャーナリスト・辻原保は被爆者の声を録音し集め出すが、当時はまだ被爆者体験が語られるべきものではないとされており、周囲から理解されない孤独な作業だった。ある日、彼は被爆者である九野和平と出会い、彼の語る“声”に心を激しく揺さぶられる。だが、その“声”は多くの謎に満ちていた。本木が辻原役で主演。
このたび阿部が、重い被爆障害を抱えながら必死に生きる九野和平を演じることが明らかに。彼の心のよりどころである姉に伊東、辻原が働くキャバレーのホステスで彼の活動に興味を示す立花ミヤ子に石橋が扮する。また、辻原に九野を紹介する被爆者団体事務員・恵木幸江役で尾野、長崎の放送局に勤めていた辻原の元同僚・賀川満役で田中がキャスティングされた。
戦後80年ドラマ「八月の声を運ぶ男」
NHK総合 2025年8月13日(水)22:00~23:29
Akira.K @Solitaire_12227
本木雅弘主演の戦後80年ドラマに阿部サダヲ、伊東蒼、石橋静河、尾野真千子、田中哲司 https://t.co/3SPFVYbaSm