あらすじ・ストーリー
高度経済成長を遂げた1972年の日本。もはや戦後ではない。日本人の誰もが豊かさを追い求めていた。その時代のすう勢に逆らうかのように、長崎の放送局出身のジャーナリスト・辻原保は被爆者の声を集め出す。しかし、当時はまだ原子爆弾の被害は生々しく、被爆者体験はそもそも語るべきものではなかった。そんな時代での被爆者体験の録音、それは周囲からも理解されない「孤独で」過酷な作業だった。
その最中、辻原は一人の被爆者・九野和平と運命的な出会いを果たす。九野が語る「声」に心を激しく揺さぶられる辻原。この「声」を伝えていきたい。一方で、その「声」は多くの謎にも満ちていた。
これは原子爆弾が投下されて数十年経ったのちになっても、なお被爆の劫火に灼かれ続けたふたりの男のふしぎな出会いを描いた、事実に基づく物語である。(公式情報より)
解説
被爆者の声を集め続けたジャーナリスト・伊藤明彦の実話をもとに、原子爆弾によってもたらされた数奇な出会いを描く物語。大河ドラマ「麒麟がくる」の池端俊策が脚本を手がけ、映画「おくりびと」「永い言い訳」の本木雅弘が主人公・辻原保を演じる。
キャスト |
辻原保:本木雅弘 |
---|---|
スタッフ |
原案:伊藤明彦
「未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記」
|
放送情報 |
NHK総合 2025年8月放送 |