西尾潤の同名小説をもとにした本作では、貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れてしまい、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と絆が描かれる。北村が身寄りのない男性を利用した戸籍売買で稼ぐ主人公・タクヤを演じ、綾野がタクヤに仕事を教えた兄貴的存在の梶谷、林が家族の愛を知らずに育ったマモルに扮した。
YouTubeで公開された特報には、タクヤが「一緒に来るか?」とマモルを誘うセリフや、突然消息を絶ったタクヤを心配するマモルの様子、「タクヤ、お前何やった?」と梶谷が言い放つシーンなどが映し出されている。
山下はタクヤが男性と接触をする際に“オトシ”を担う仕事仲間・希沙良役で出演。彼女は「想像以上に濃く熱く忘れられない夏の記憶が刻まれました」と撮影を振り返り、「毒々しくも清々しい、真っ直ぐでひねくれている、3人の人間から“自分は何者か”考えさせられる作品です」と語っている。
さらに、矢本はタクヤに戸籍を売ってから腐れ縁でつながる江川春翔(谷口ゆうと)役、木南は梶谷から不器用ながらまっすぐな愛情を受ける恋人・由衣夏役に起用された。2人のコメントも以下に記載している。
「LittleDJ~小さな恋の物語」の
映画「愚か者の身分」特報
山下美月 コメント
撮影に参加させていただいたのは数日ですが、想像以上に濃く熱く忘れられない夏の記憶が刻まれました。
毒々しくも清々しい、真っ直ぐでひねくれている、3人の人間から“自分は何者か”考えさせられる作品です。
程遠い世界を見ているようで、きっと誰しもが近しい境目を生きていると思います。
この座組に参加できたことが、本当に嬉しいです。公開を私も楽しみにしております!
矢本悠馬 コメント
俳優にとって役を纏っていない実生活の過ごし方というのは仕事以上に仕事だったりして、
今作の役どころはそれが追い風となって背中を押してくれたなと思っております。
というのも僕には家庭があり、ここが何より幸せで絶対になくなってほしくないもの。
それを失った男を演じる上で1番大切なものを僕はすでに持っていました。
あとはそれを奪われることを想像するという苦行でした。
ポップな矢本悠馬はいません。見たことないヤツやってます!
木南晴夏 コメント
脚本を読んだ時と、本編を見た時とこれほどイメージが変わった映画は初めてでした。
あまりにも美しく、3人の男性が紡ぐ絆の物語が青春そのもので、見終わった後とても爽やかな気持ちになりました。
この作品に参加できたことを、心から嬉しく思います。そして多くの人にこの作品が届くことを願っています。
北村匠海の映画作品
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uno @mt_726_un
「愚か者の身分」に関しては撮影参加期間が数日だったようなので多分出番の数だけでいったらそこまでではないと思うけど……とはいえキャストも豪華だし楽しみだ〜
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