映画監督・
第七藝術劇場は、イタリアの映画評論家リッチョット・カニュードの「映画が7番目の芸術」という言葉を冠した映画館。ドキュメンタリーを中心に骨太な作品がスクリーンにかけられており、映画ファンには“ナナゲイ”の愛称で親しまれている。
そしてシアターセブンは、自主制作映画・インディーズ映画にも積極的に門戸を開く劇場だ。イベントスペースの顔も持ち、活弁やサイレント映画の伴奏付き上映、お笑いライブなどが多数行われている。
映像では、個性の異なる2つの劇場が映し出されていく。インタビューには第七藝術劇場の支配人・小坂誠氏とシアターセブン支配人・菅野健太氏が登場し、2館で連携することで広がる可能性や、映画館という“場”について語った。
塚本は2つの劇場について「渋い鋼鉄の扉を開けると、第七藝術劇場があります。こちらではドキュメンタリーを。別階のシアターセブンでは、監督が強い気持ちで作った自主制作映画が多く上映されます。こういう映画館があるから、自分が作るような映画にも上映の機会があるのだと、改めて感謝。多くの自主映画作家にチャンスを与えてくれる大事な映画館です」と思いをつづった。
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
「街の小さな映画館」第31回 第七藝術劇場 / シアターセブン
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tAk @mifu75
塚本晋也「街の小さな映画館」で大阪へ、第七藝術劇場とシアターセブンを訪れる(動画・コメントあり) https://t.co/omuO3zoKif