映画「
本作では、あらゆるゴシップの真相を暴く生配信チャンネル「#真相をお話しします」でスピーカー(話し手)に選ばれた者が、観衆からの投げ銭を獲得するため、一世一代の大勝負を繰り広げるさまが描かれる。大森が桐山と出会い親交を深める鈴木、菊池が借金を抱えて人生のドン底にいる警備員・桐山、中条がヨガ教室の経営者、岡山が「#真相をお話しします」チャンネルの管理人を演じた。
5月6日までの公開12日間で興行収入13億円、観客動員数98万人を記録した本作。この数字を聞き大森は、菊池と目を合わせ「うれしいですね」と喜びを噛み締め、「多くの方に観ていただきたい作品だったので感無量です」と述べた。菊池は「人数もですが、スピード感もすごい。この調子でたくさんの方に楽しんでいただきたいです」とほほえむ。
壇上には、観客から寄せられた感想を集めたバックパネルが設置された。大森は「なぜかわからないけど涙が出てきた」というコメントを取り上げ、「涙を流すさまざまな理由がある作品なので、どんな涙だったのか気になります」と口にする。菊池が「友人から、エンドロールが終わったあと、みんなすぐ立ち上がらずザワザワしていたと聞きました」と話すと、豊島は「新宿の劇場に観に行ったのですが、みんなしばらく座っていましたね。中学生の男子たちが(感想を)話し込んでいました(笑)」と振り返った。
イベントでは、登壇者が観客からの質問に答える一幕も。「鈴木には彼女や家族がいる設定ですか? 主題歌『天国』の歌詞に『家に帰ってキスしよう』という部分があったのでモヤモヤしています」という質問に対し、大森は「『天国』を書いたのは鈴木ではなく僕ですから。世の中はどうしようもないけど、家にいる大事な人に会えればいいという投げやりな歌詞でもあります」と丁寧に説明しつつ、「鈴木に彼女はいないんじゃないですかね。彼女がいてくれたら別の選択をしたかもしれません」と言葉を紡いだ。
続いて話題は、「ハッシュタグを付けてお互いを拡散するなら?」というテーマに。登壇者たちが考え込む中、大森は菊池に「(菊池は)『#照れ屋』じゃない?」と提案する。菊池が「(大森は)『#天才』じゃない?」と返すと、大森は「『大森、照れ笑いしながら謙遜』と書いてください」と報道陣に呼びかけ、笑いを誘った。さらに「この映画に出演して得られたものは?」と尋ねられると、中条は「推しです。映画自体も“推し”ですし、この機会にMrs. GREEN APPLEのファンクラブに入りました」と打ち明ける。菊池は「俺のファンクラブは……? グループと個人あるよ!」とアピールし、会場を盛り上げた。岡山は「(自分の)ファンクラブはないなあ」と口にしつつ、「大森さんとは以前もワンシーンだけ共演したことがありました。まさかこんなにガッツリ共演できるとは思っていなかったので、特別なご縁だなと思います」と伝えた。
結城真一郎の同名小説を原作とする映画「#真相をお話しします」は全国で上映中。
たると🍏 @greeninterior96
ほほう…
「天国」の歌詞『家に帰ってキスしよう』の真相が明らかに
「#真相をお話しします」大森元貴、菊池風磨を拡散するなら「#照れ屋じゃない?」 - 映画ナタリー
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