「#真相をお話しします」菊池風磨、大森元貴のデモ音源を聴いて「好きになっちゃうよね」

5

60

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 17 24
  • 19 シェア

映画「#真相をお話しします」の初日舞台挨拶が本日4月25日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの大森元貴Mrs. GREEN APPLE)、菊池風磨timelesz)、中条あやみ岡山天音、監督の豊島圭介が登壇した。

映画「#真相をお話しします」初日舞台挨拶に参加した大森元貴(左)、菊池風磨(右)

映画「#真相をお話しします」初日舞台挨拶に参加した大森元貴(左)、菊池風磨(右)

大きなサイズで見る(全11件)

本作では、あらゆるゴシップの真相を暴く生配信チャンネル「#真相をお話しします」でスピーカー(話し手)に選ばれた者が、真相の暴露と引き換えに観衆からの投げ銭を獲得するため、一世一代の大勝負を繰り広げるさまが描かれる。菊池が借金を抱えて人生のドン底にいる警備員・桐山、大森が桐山と出会い親交を深める鈴木を演じた。

大森元貴

大森元貴[拡大]

菊池風磨

菊池風磨[拡大]

初日を迎えた気持ちを聞かれた大森は、菊池の顔を見て「やっとだね」とにっこり。そして「出演した映画の公開は初めてなので、どう届いたのか気になりますね」「(封切られて)寂しくもあり、うれしくもあるというのは楽曲をリリースするときと似ていると思います」と語る。続く菊池は「同じく、うれしいの中に寂しさがあるというか」「(公開前の)宣伝活動は文化祭の前のようでした。それで文化祭がいざ始まっちゃうとすぐ終わっちゃうような感じです」と思いを述べた。

中条あやみ

中条あやみ[拡大]

岡山天音

岡山天音[拡大]

豊島圭介

豊島圭介[拡大]

「周囲の反響は?」という質問には、ハッシュタグ検索をしたという大森が「朝から声が届いています。皆さんそれぞれ違った感想を述べられているのが印象的。どんな映画だったのかが観る方によって変わるという、不思議な作用がある作品だと思います」と答える。中条も「朝からずっと感想を読んでいたんですが、もう一度観たいと書いてくれる方もいて。結末についてみんなで話したいと言ってくれるのが、すごくいいことだと感じました」とうれしそうに述べ、岡山は「僕はSNSをやっていないので、会ったことがない人の感想はわからないですが、観る人によって最後のシーンの印象が変わってくると思う」「身内が早く観てくれることを祈ります」と今後に期待を込める。また豊島は「台本を読んで一番面白かったのが最後の場面。どう成立させるかに力を注いだので、『最後がよかった』という感想が多くてものすごく安心しています」と胸をなで下ろした。

役への向き合い方にも触れ、大森は「鈴木は本当に不思議な人。とっぴに見えるところもありますが、すごく“人らしい”。純粋で人懐っこいからこそ、いろんなことに傷付いてきたんだろうなと思って。まずは僕が鈴木と仲良くなって理解しようと意識した気がします」とコメント。豊島から「鈴木が声を荒らげるシーンは大森くんのアイデアです」と差し込まれると、大森は「鈴木が器用すぎるような気がしたので、もっと不器用な部分があってもいいんじゃないかと思ったんです。それでおこがましいですがお話しして、採用していただきました」と説明する。

菊池は「元々の桐山と、事件をきっかけに変わってしまった桐山、2人いるようなイメージでした。でも事件前の桐山は『こうでないといけない』とある種繕っていた人のような気がしていたんです。心が壊れてしまった分、事件後のほうが本音が見えているように意識しました」と振り返る。

完成した映像を観て印象に残ったシーンについて、中条は「冒頭の子供たちのシーンはいいですね」「大人になっていく中でいろいろなことを知っていく、その大切さがこの映画に込められているんじゃないかと思います」と述懐。岡山は「僕は限られたパートしか現場にいませんでしたが、伊藤英明さんが印象的でした。かっこいいのかキモいのかわからない、あの絶妙な演技は英明さんにしかできないもの。今回はそれぞれの分野で活躍されている方が集まっているので、そういう部分ではお客さんとして楽しませていただきました」と回答した。

今作の主題歌、Mrs. GREEN APPLEの「天国」にも話題は及んだ。大森は「『天国』を作るにあたって、お芝居とは違う角度で作品と向き合い直しました。誰が悪いではなく誰もが悪いような、どうしようもないお粗末な生き物をどう愛していけるかといったことに立ち返ってミュージシャンとして書いたんです。僕としても新しい表現を映画とともに世の中にお送りできて感慨深いです」としみじみ思いを口にする。

菊池は「大森くんが怖いのは、この曲を撮影期間中に作っちゃうところ。撮休があったから作っちゃったみたいな。余り物があったからラーメン作っちゃったみたいな」と冗談を交えながら「デモの段階でクオリティがめちゃくちゃ高くて。それで1つのイヤホンで“相耳”してきて……あれは好きになっちゃうよね(笑)。かっこいいし壮大だし、映画とリンクするんですよ。あの曲好きですね」とベタ褒め。大森は「照れる」とはにかんだ。

映画「#真相をお話しします」初日舞台挨拶の様子。左から豊島圭介、中条あやみ、大森元貴、菊池風磨、岡山天音

映画「#真相をお話しします」初日舞台挨拶の様子。左から豊島圭介、中条あやみ、大森元貴、菊池風磨、岡山天音[拡大]

イベントの最後には、映画にちなんで最近起こった“究極の選択”についてトーク。岡山は引っ越し後、置きっぱなしだったフロアマットを意を決して朝までかかって敷いたエピソードを明かす。中条は撮影前に電動自転車に乗って段差でつまずき、体のどこから落ちたらけがが少なくて済むのかを考えたことを話し、「肩の傷生かしで撮影したので、コスパもいい」とジョークを飛ばした。菊池は今日5時半起きが決まっていたにもかかわらず、サウナに行きたくてたまらなくなり、結局行ってしまい就寝が3時半に。強い眠気が襲う中、今日1日を過ごしていると話した。

大森は「この映画に出演するか否かが究極の2択でしたね。出ていいものなのかと。でも、なぜ鈴木という役を僕にオファーするのかを熱く語っていただいて、脚本も拝見してなるほどと。それで何かお力添えができればとお受けしました」と回想した。

結城真一郎の同名小説を原作とする映画「#真相をお話しします」は全国で上映中。

映画作品情報

この記事の画像(全11件)

©2025映画「#真相をお話しします」製作委員会

読者の反応

  • 5

ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe

「#真相をお話しします」 #菊池風磨 、大森元貴のデモ音源を聴いて「好きになっちゃうよね」 - 映画ナタリー

映画「#真相をお話しします」の初日舞台挨拶が本日4月25日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われた。

https://t.co/PH6ohsQ11f

コメントを読む(5件)

大森元貴の映画作品

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 #真相をお話しします / 大森元貴 / Mrs. GREEN APPLE / timelesz / 菊池風磨 / 中条あやみ / 岡山天音 / 豊島圭介 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。