「あんぱん」江口のりこ、今田美桜の母役は「すごくうれしい」深い味のパンも楽しむ

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連続テレビ小説「あんぱん」に出演している江口のりこのコメントが到着した。

連続テレビ小説「あんぱん」より、江口のりこ演じる朝田羽多子

連続テレビ小説「あんぱん」より、江口のりこ演じる朝田羽多子

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3月31日に放送がスタートした「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したやなせたかしと小松暢をモデルにした物語。何者でもなかった朝田のぶと柳井嵩があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでが描かれる。今田美桜がのぶ、北村匠海(DISH//)が嵩を演じている。

のぶの母・羽多子役で参加している江口は「まずオファーを受けたときに、どう考えても私は朝ドラのお母さんっぽい感じはないので、なんでだろうと思いました(笑)。羽多子は、たくましくてやさしいお母さんですね。家のことを守りつつも、夫である結太郎(加瀬亮)さんが言っていた『女子も遠慮せんと大志を抱け』という思いを大事にしていて。娘3人に好きなことがあれば、その道に進めるようにサポートし、いつも後ろから見守っている。そんな感じがしますね」とコメント。序盤で結太郎が死去したことに触れつつ、「羽多子としては、もちろん悲しいけれども、まずはそれよりも生活をどうにかしなくてはいけない。小さい子どもが3人いて、悲しむ暇がない。どんな夫婦だったのかというのは、今も想像するところではあるんですが……。というのも物語上、結太郎さんと直接話したのは『出張ご苦労さまでございました』『お気をつけて』『行ってらっしゃい』くらいしかないんですよ。でもきっと、結太郎さんが出張先で羽多子を思いながら手紙を書く時間は、唯一ゆっくりできる時間だったんだろうなと。羽多子にとっても、その手紙を読んでいる時間が、一番豊かな時間だったんだと思います。帰ってきたらきたで、生活に飲まれてしまいますし、離れている時間が二人の愛情を強くしていったのかもしれませんね」と述べた。

連続テレビ小説「あんぱん」場面写真

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阿部サダヲ演じる屋村草吉の助けもあり、羽多子は朝田家でパン屋を始めることになる。江口は「屋村さんは風来坊なのに、こんなに長い間、朝田家でパンを焼いてくれて。不思議ですよね。でも、屋村さんがいなかったらパン屋はできていないですし、羽多子は屋村さんをすごく大事にしていると思います。パン屋を演じるにあたって指導してくださっているパン職人の竹谷さんという方がいるんですが、竹谷さんが焼いたパンが本当においしいんですよ。今まで味わったことのないような深い味のパンで。それを食べられるのがうれしいですね」と撮影中のエピソードを明かす。のぶと、彼女を演じる今田については「のぶって本当にいい子なんですよね。自分のことだけを考えているのではなく、いつも家族のことを考えていて。なので、自分の子どもでありつつ、羽多子を助けてくれる人という感じもあるんですよ。朝田家はのぶが照らしてくれている気がしますね。美桜ちゃんは、数年前にドラマでご一緒させていただいて。そのときは、私が美桜ちゃんの上司で、彼女の成長を見守るという役どころだったんです。だから、自分の体の中に“今田美桜を見守る”という免疫がもうすでにあるんですね(笑)。とても素直で誠実な方なので、のぶ役にピッタリだなと思いますし。見ているだけで羽多子の気持ちになれるので、美桜ちゃんのお母さん役をやらせてもらえるというのは、すごくうれしいなと思います」と語った。

「あんぱん」はNHK総合ほかで放送中。中園ミホが脚本を執筆し、柳川強、橋爪紳一朗、野口雄大、佐原裕貴、尾崎達哉が演出を手がける。

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「あんぱん」江口のりこ、今田美桜の母役は「すごくうれしい」

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