映画「
本作では東京の片隅にある古い一軒家でともに暮らし、強い絆で結ばれた3人の女性による誰にも言えない“片思い”が描かれる。広瀬が美咲、杉咲が優花、清原がさくらを演じた。
過去の事件により、この世界から見えなくなり、異なるレイヤーで生活している主人公3人。広瀬は初めて脚本を読んだときのことを振り返り、「普通に受け取ると残酷な現実だなと思ったんですが、読み進めていくと3人が楽しそうに自分たちの暮らしを続けていて。これはどういう世界になるんだろうといい意味で想像がつかなかったんです」と述べ、「実際に現場に入ると衣装、美術などによってとても温度を感じる空間がそこにあって、台本とは違う印象を抱きました。2人(杉咲と清原)がいてくれたら形になっていくなということが見えていきましたね」と語った。
杉咲は「3人が見舞われる悲劇を知って、鈍器で殴られるような衝撃がありました。観てくださる方はそういったものを受け止め切れないんじゃないかと思っていたんです。だからこういった形(舞台挨拶)でこの物語における重要な要素が世に放たれて、心の準備をしたうえで観に来てくださる方もいるということにほっとしてます」と真摯に口にする。清原は「さくらはとにかく美咲と優花のことが大好きで、それが人生のすべてと言っても過言ではないような子。脚本を読んだときは、人を思い続けることの強さも、はかなさも、切なさもすべてがさまざまな個性の上に描かれているなと思いました」と伝えた。また見えてない主人公たちを演じるうえでの苦労を問われると、清原は「そこはよくも悪くもあまり関係なかったですね。さくらは3人でいることにだけ意味があると思っている子なので。ただ撮影の段取り的に難しいこともあって、例えば居酒屋のシーンで、すずちゃんがトイレのドアが閉まるギリギリのところで通り抜けるとか。でも、心情的な苦労はなかったです」と思い返した。
イベント終盤には3人が一押しのシーンを語り合う場面も。杉咲は「ムーンライダーズさんが私は大好きで。公演のシーンは胸熱でしたね!」と笑みをこぼす。広瀬は「赤堀(雅秋)さんから『どこから来たの?』って声を掛けられるところですね。自分がどこで生きているのか、どう存在しているのか、すごく想像が働く瞬間でした。生ぬるい風を感じるような、不思議な空気感でした」と回想。清原は「優花のお母さんの車のパートはすごく印象深かったです。感情を側に寄せることはできるけれど、実際何もできない事実と痛いほど対峙させられたシーンだったので。とにかく現場に漂う切なさと怒り、いろんな感情を思い出します」と言及する。これを横で聞いていた杉咲が「あの撮影の日、果耶ちゃんの誕生日だったんだよね」と言うと、清原は「そうだっけか? あ、そうだった。なんでこのシーンの日に!って思いました(笑)」と述べ、会場を笑わせた。
映画「片思い世界」予告編
広瀬すずの映画作品
リンク
受難するマニア@歩く不謹慎 @mt1q7q
>杉咲は「ムーンライダーズさんが私は大好きで。公演のシーンは胸熱でしたね!」
ワイの中で杉咲花さんの株が爆上がりしております
好きなアルバムとか聞いてみたい
#杉咲花 #ムーンライダーズ #片思い世界
https://t.co/2yV7AWkhZ0