思春期の少女と自立した女性が惹かれ合う、イタリア映画「美しい夏」8月公開

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イタリア映画「La Bella Estate」が「美しい夏」の邦題で8月1日より全国順次公開。YouTubeではティザー予告が解禁された。

映画「美しい夏」ティザービジュアル

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美しい夏(岩波文庫)

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原作は作家チェーザレ・パヴェーゼが1940年に執筆し、イタリア文学界の最高峰と称されるストレーガ賞を受賞した小説「美しい夏」。映画化にあたり、監督・脚本を担当したラウラ・ルケッティは物語のベースはそのままに、現代の観客がより近しさを覚える感覚・感性を登場人物たちに吹き込み、青春の輝きと残酷さを描き出した。

舞台は1938年、戦争前夜のイタリア・トリノ。洋裁店で働く16歳の少女ジーニアは、3つ歳上の美しく自由なアメーリアと出会う。画家のモデルとして生計を立てるアメーリアに導かれ、芸術家の世界に分け入るジーニア。思春期にいるジーニアと自立した女性として生きるアメーリアは、互いの姿に自分の未来と過去を重ねながら、徐々に惹かれ合っていく。

ジーニアを演じたのは「墓泥棒と失われた女神」のイーレ・ヴィアネッロ。圧倒的な美とカリスマを放つアメーリアには、モニカ・ベルッチとヴァンサン・カッセルを親に持つディーヴァ・カッセルが扮している。ティザー予告には「あのころはいつもお祭りだった」という原作の書き出しの一節が引用された。

映画「美しい夏」は東京・YEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。配給はミモザフィルムズが担当する。

映画「美しい夏」ティザー予告編

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©2023 Kino Produzioni, 9.99 Films

読者の反応

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コウ @cojiiyu

これは、美しそう。
「君の名前で僕を呼んで」の女性バージョンの匂いがする。美しそう https://t.co/CHl30sc241

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