原作は泉朝樹によるマンガ。突然霊が“見える”ようになるも、日常を守るため見えていないふりをする女子高校生みこを原が演じた。親友に霊がついてもスルーしていたみこだが、謎めいた臨時教師・遠野善の赴任をきっかけに、霊を無視できない事態に陥っていく。
原は主人公の設定を聞いた第一印象を「聞いたことないぞ!となりましたね」と述懐。「ホラー作品は恐怖の感情を表に出すイメージがあったんですけど、現場ではもっと感情を抑えて大丈夫と言われることがあって。今回はホラーなのに、ホラーの現場に入っている感じがしない。すごく楽しい撮影期間でした」と振り返る。
霊が見えているけど見えていないふりをする演技については「大変でした。あんばいが難しくて」と苦労も多かったそう。監督の
遠野役の京本は「僕、取りつかれてます。普段よりちょっとLOWなテンションを探りながら演じました」と回想。見どころを聞かれると「普段あまりホラーは怖くて観ないタイプ」と打ち明けつつ、「この作品は見やすくて体感もあっという間。ホラーが苦手な方にもお薦めしたいです。笑えるのが新しい。詳しくは言えないんですが、だまされたと思って、家族や友達と一緒に観てほしいです」とアピールした。
物語にちなみ、普段の生活でついスルーしてしまうことを聞かれた京本は、SixTONESのメンバーで「ギャグマシーン」というジェシーのボケを挙げた。「ずっとボケてる。僕らももう10年の仲なので、ボケをスルーしてしまう。そしたら最近、彼のボケの声が小さくなって……もうボケじゃない声量でぼそぼそ言うようになっちゃった」とグループの内情を笑い混じりに明かす。
この事態を受け、メンバー間で相談した結果「ちゃんとボケを拾う」とジェシーをフォローする方針に。京本は「そしたらこの前、ライブのMCでジェシーのボケ数が増えて。拾われる安心感でいつも以上にボケちゃう(笑)。それで僕らはまたスルーし始めてる。グループのエンドレスな悩み。基本さばいてくれる(田中)樹も無視。ジェシーもかわいそうなので、がんばりたい」と近況を伝えた。
最後に、原は「青春、コメディ、ドラマ、全部詰まった斬新なホラーです。ホラーが苦手で最後まで観れた試しがない。そんな私が最後まで観れたのが『見える子ちゃん』。友達とお化け屋敷感覚で観ていただけるような作品になっています」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
なお、舞台挨拶には原と京本のほか、キャストの
「見える子ちゃん」は6月6日より全国ロードショー。
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