親友と偽って死んだクラスメイトを偲ぶ映画を制作、タイ映画「親友かよ」6月公開

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タイ映画「Not Friends」が「親友かよ」の邦題で6月13日に公開決定。ポスタービジュアルと特報が到着した。

「親友かよ」ポスタービジュアル

「親友かよ」ポスタービジュアル

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「親友かよ」場面写真

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本作は自分を死んでしまったクラスメイトの親友と偽り、彼を偲ぶ映画を作ろうと画策する高校生の物語。大学受験を控えるペーは転校先の学校で、人懐っこいジョーと隣の席になる。彼と深い仲になる気のないペーだったが、そんな矢先、ジョーが不慮の事故で死んでしまう。映画学科への進学を目指すぺーはコンテストに入賞すると、学科試験が免除されることを知り、ジョーを偲ぶ短編映画の制作を思いつく。やがてジョーの本当の親友や映画オタクも現れ、学校全体を巻き込んだ撮影が進んでいく。しかし、ペーは思いもよらないジョーの秘密を知ることになるのだった。

「親友かよ」場面写真

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ペーとジョーの親友ボーケーを演じたのは、「ユー&ミー&ミー」の主演で知られるアンソニー・ブイサーレートとティティヤー・ジラポーンシン。「The Cliche(英題)」のピシットポン・エカポンピシットがジョー役で出演した。「バッド・ジーニアス」「プアン/友だちと呼ばせて」の監督バズ・プーンピリヤがプロデュースし、CMやミュージックビデオを制作してきたアッター・ヘムワディーが長編初監督を務めている。

「親友かよ」場面写真

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「親友かよ」場面写真

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YouTubeで公開中の特報には、全校生徒の前で「僕が愛するものは2つ。亡くなったジョーと、そして映画だ」と嘘ぶくペーの姿が。大学進学をかけた手作りの映画撮影が進んでいくが、コミカルな描写から一転、涙を浮かべ、喪失をかみ締めるようなペーの様子も確認できる。生前のジョーを見つめるペーの横顔を写したポスターには、「君のことを知らない。でも知るほど、君に会いたい。」というコピーも。

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」で知られるタイのGDH 559が製作した本作は、世界16の国と地域でサプライズヒットに。昨年の第96回アカデミー賞国際長編映画賞のタイ映画代表にも選ばれた。国内では2024年の第19回大阪アジアン映画祭で上映。インターフィルム配給のもと、東京・新宿シネマカリテ、 渋谷シネクイント、池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開される。

イベントレポート

映画「親友かよ」特報

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©2023 GDH 559 AND HOUSETON CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

読者の反応

ビニールタッキー @vinyl_tackey

映画学科への進学を目指す主人公が不慮の事故で死んでしまった友達でも何でもないクラスメイトを「親友」と偽って彼を偲ぶ短編映画を作ってコンテスト入賞を目論むが、撮影を続ける中で「親友」の本当の姿を知っていくというタイ映画『親友かよ』気になる。https://t.co/ao5nbPCtlv https://t.co/4udcdaJyQ2

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