亡き“親友”をしのんで映画制作、タイの青春映画「親友かよ」予告解禁

「プアン／友だちと呼ばせて」「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の監督バズ・プーンピリヤ（ナタウット・プーンピリヤ）らがプロデュースし、アッター・ヘムワディーが長編監督デビューを飾ったタイ映画「親友かよ」の予告編がYouTubeで公開された。

本作は映画づくりを通して成⻑していく高校生たちの日々を描く青春映画。高校3年生のペーは転校先でジョーという人懐っこい生徒と隣同士の席になる。だがジョーは不慮の事故で死去。短編映画のコンテストに入賞すると試験免除で大学に進学できると知ったペーは、自分がジョーの“親友”であると偽り、彼をしのぶ映画づくりを画策する。アンソニー・ブイサレートがペー、ピシットポン・エークポンピシットがジョーを演じ、「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」のティティヤー・ジラポーンシンがジョーの親友ボーケー役で出演した。

予告編には、ペーが映画制作を宣言するシーンや、仲間たちとともに撮影に邁進する様子を収録。しかし「君のことを知らない僕が、君の秘密を知ってしまった」というテロップから一転、ジョーの秘密をめぐってペーとボーケーは衝突する。そして映像は、ペーによる「アクション！」の掛け声で締めくくられる。

「親友かよ」は6月13日より東京・新宿シネマカリテ、シネクイント、池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開される。

映画「親友かよ」予告編