ディズニー実写映画「
本作はディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメーションでもある「白雪姫」の実写版。外見の美しさと権力に執着する女王によって支配された王国で、雪のように純粋な心を持つ白雪姫が仲間たちと力を合わせて奇跡を起こすさまが描かれる。吉柳が白雪姫、月城が女王、諏訪部が魔法の鏡に声を当てた。7人のこびと役で津田、日野、平川、浪川が参加している。
ステージに登場した吉柳は、レイチェル・ゼグラーとともに出席した歌唱イベントを振り返り「本物だ!とすごく感動してうれしかったです。パワフルでとてもキラキラした方だったんですけど、私と身長がそんなに変わらず、小柄なのにどこからあのパワーが出てくるのかと思いました。2人での歌唱では緊張して震えていたんですが、レイチェルさんが手をつないだりハグしてくださって、本当に優しくて素敵な方でした」と話した。そして吉柳が「口笛ふいて働こう」を歌ったあとは、「ハイ・ホー」が流れる中、津田、日野、平川、浪川も登場。月城も姿を見せ「魔法の鏡よ、この世で一番美しいのは誰?」と問うと、諏訪部が答えを口にするシーンも。そして吉柳は「夢に見る ~Waiting On A Wish~」を披露してさらに観客を魅了した。
歌唱パフォーマンスを終えた吉柳は「本当に緊張したんですけど、今日は1人ではなくて皆さんがいてくださったので楽しかったです」「(本作は)ミュージカル版ということですべての楽曲が素敵で、本当の優しさと美しさはなんなのかを教えてくれる作品だと思います」と述べ、月城は「どうしても女王に感情移入してしまうんですけれども、外見の美しさや権力はものすごく脆い。ただそれに執着せざるを得なかった、ほかの人をうらましく思う心の弱さが女王にもあったんじゃないかなと感じました」と語る。諏訪部は役作りについて「極力いい声でしゃべるようにしました。字幕版の魔法の鏡がとても低音の響くいい声なので、オーディションのときも『なるべくいい感じの声で』という話がありました。ただ、より多くの小さいお子さんにも観ていただきたいので、あまり怖くならないようにしています。安心して観てください」と伝えた。
登壇者たちはプレミアム吹替版の見どころにも触れた。諏訪部は「たくさんの歌を楽しんでいただきたいと思います。一緒に歌い、お子さんも楽しめて劇場が一体になるような上映もあったらいいですよね。映像もすごく美しいので楽しんでもらえたらと思います」と話すと、月城は「日本語で観ることによって、いろんな人にそれぞれの角度から感情移入できると思います。1回観ただけではわからないと思うので、2回3回と観てもらいたいです」とアピールする。
津田は「僕はいつも関西弁ですが、(今回は)標準語でしゃべらないといけないので『関西弁でやらしてくれ!』と監督と胸ぐらのつかみ合いになるくらいにまで話しました(笑)」とジョークを飛ばし、平川は「字幕版とは違った日本語としての感動があると思うので、字幕版とプレミアム吹替版の両方を観てもらえると、それぞれの『白雪姫』を楽しんでもらえるのでは」とコメント。また日野は「プレミアム吹替版ならではの歌の楽しさもぜひ楽しんでもらえたらと思います」、浪川は「日本語ならではのニュアンスで、お芝居がスッと入ってくるような感覚があるんじゃないかなと思います。両方とてもいい仕上がりになっていると聞いているので楽しみです」とそれぞれ語った。
最後に吉柳は「(この作品には)優しさや思いやりが、周りに影響を与え世界を変えていくことができるというメッセージが込められていると思っています。私自身も何度もセリフを言って歌を歌うことで、改めて優しい人間であろうと思わされました。そして(白雪姫の運命の人)ジョナサンとのロマンスなど楽しみにしていただける要素がいっぱい詰まっていますし、字幕版もプレミアム吹替版もそれぞれの個性が詰まっていると思うので、たくさん観に来ていただけたらうれしいです」と挨拶してイベントを締めた。
映画「白雪姫」本予告
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