松坂桃李が2027年の大河ドラマ「逆賊の幕臣」で主演、脚本は安達奈緒子

2027年放送のNHK大河ドラマが「逆賊の幕臣」に決定。松坂桃李が主演し、安達奈緒子が脚本を担当することがわかった。

これは本日3月3日に東京・NHK放送センターで行われた制作・主演発表会見で明らかになったもの。「逆賊の幕臣」では江戸幕府の幕臣という“敗者の目線”から、激動の幕末の裏側を描く。主人公は勝海舟のライバルとも呼ばれた実在の小栗忠順（上野介）。日本初の遣米使節となって新時代の文明を体感し、新しい国の形をデザインしたという小栗。しかし、明治の新政府に「逆賊」とされ、歴史の闇に葬られてしまう。

小栗役の松坂は「緊張しています」と口にしながら「これまで後輩・同期からもらった刺激、先輩からもらった学び、経験など、すべての引き出しを開けて力を注ぎ込み、30代最後の作品にしたいと思います」と意気込む。安達は「この方（小栗）の人生を追いながら、今の日本を一緒に考えていけたらと思っています」と伝えた。

映画ナタリーでは、会見の模様も追ってレポートする。