NHKドラマ「舟を編む」地上波でも放送決定、池田エライザ・野田洋次郎のコメント到着

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池田エライザ野田洋次郎RADWIMPS)が共演したドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」が、地上波のNHK総合で放送決定。6月17日にスタートする。

「舟を編む ~私、辞書つくります~」ビジュアル

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「舟を編む ~私、辞書つくります~」場面写真

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三浦しをんの小説をもとにした本作は、辞書「大渡海」を完成させるため奮闘する編集部員たちを描いた物語。ファッション誌から辞書編集部に異動してきた岸辺みどりに池田、ぼさぼさ頭で生真面目な上司・馬締光也に野田が扮した。原作の主人公は馬締だが、ドラマ版ではみどりの視点から物語が紡がれる。脚本は蛭田直美が執筆。矢本悠馬美村里江渡辺真起子前田旺志郎岩松了向井理柴田恭兵もキャストに名を連ねた。

2024年にNHK BS、NHK BSプレミアム4Kで放送され、第62回ギャラクシー賞で上期入賞。東京ドラマアウォード2024の連続ドラマ部門では優秀賞に輝いている。このたび視聴者の要望に応える形で地上波でのオンエアが決まった。BSで放送したバージョンを短縮版として再編集した1話45分、全10回で放送される。

「舟を編む ~私、辞書つくります~」クランクアップ時のオフショット

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池田は「放送終了から一年が経ちましたが、舟を編む、みたよ。と言っていただけることが今もあります。そしてその会話の先で、言葉について、そこに込められた想いについて、過去のこと、未来のことなどを色々教えてくださることがあるのです」と述懐し、「今回の再放送でこの作品に出会う方々が、新しい図面を描き、編み、出航する…。その手助けになれるかもしれない! それは私にとって、得難い幸福です!」とコメント。野田は「新たにまっさらな状態でこの作品をご覧になる方がいらっしゃるということを心から嬉しく思います(少し羨ましくも思います)。僕らの心はあなたのすぐ隣に、正座して、あなたとこの冒険をお供します」と語った。

ドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」の演出は塚本連平麻生学、安食大輔が担当。制作統括の高明希によるコメントも以下に掲載している。

ドラマ10「舟を編む~私、辞書つくります~」

NHK総合 2025年6月17日(火)スタート 毎週火曜 22:00~22:45(全10回)

池田エライザ コメント

放送終了から一年が経ちましたが、舟を編む、みたよ。と言っていただけることが今もあります。
そしてその会話の先で、言葉について、そこに込められた想いについて、過去のこと、未来のことなどを色々教えてくださることがあるのです。
作品を通して、誰かの人生を知る。
この瞬間が私は幸せです。
自分の舟を編んでいく…その大切な工程を、内緒話を教えてもらえているようで愛おしい気持ちになります。
今回の再放送でこの作品に出会う方々が、
新しい図面を描き、編み、出航する…。その手助けになれるかもしれない!
それは私にとって、得難い幸福です!

野田洋次郎 コメント

このドラマの脚本をはじめて手に取り、読み進めていった時の高揚を今でもよく覚えています。言葉の海の中に潜り込み、格闘し、悩み、救われ、その海の広さに怯えながらそれでも自分の言葉を懸命に探し続ける登場人物たち。みんなが愛しい。「絶対にこの作品に携わりたい」そう強く願ったのでした。NHK総合で再び放送されるということで、新たにまっさらな状態でこの作品をご覧になる方がいらっしゃるということを心から嬉しく思います(少し羨ましくも思います)。僕らの心はあなたのすぐ隣に、正座して、あなたとこの冒険をお供します。
話が進むに連れ、普段の生活の中できっと今まで知らなかった色や景色、匂いに気づくはずです。
ぜひ、楽しんでご覧いただければと思います。

高明希 コメント

このたび、視聴者の皆さまから、沢山の声援を頂き、ドラマ「舟を編む」の地上波放送が決定しました!
BSで応援して下さった皆さま、本当にありがとうございます!
そして、今回、地上波で初めて「舟を編む」をご覧いただく皆さま、このドラマは、原作・三浦しをん先生の物語を受け継ぎ、脚本・蛭田直美さんが、新たな視点で描いた物語です。誰よりも、原作の三浦しをん先生が喜んで下さり、毎週、ドラマへの熱い感想を発信してくださいました。令和の「舟を編む」、主人公・みどりと同じ目線で、是非、新鮮な気持ちで、“言葉で人と繋がる尊さ”を感じて頂ければ幸いです。

誰もが一度は手にしたことのある分厚い本、辞書。一見淡々と言葉が敷き詰められたように見える辞書の裏には、「作り手」の想像を絶する情熱と心血が注がれていた。
「ヤバい」に無数の意味を持たせ、込み入った会話は簡略化。空気を読み、雰囲気で済ませてしまいがちな昨今。そんな時代だからこそ、言葉にこだわる辞書作りの魅力を通し、“言葉は誰かを傷つけるためではなく、誰かを守り、誰かとつながるためにある”という未来への希望を伝えたい。
原作の主人公・馬締ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で描く、まったく新しい「舟を編む」。
BSで放送したバージョンからの「短縮版」ではありますが、再編集した本バージョンも、変わらずお楽しみいただけるものになっています。

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読者の反応

ぬんぬん(2月22日あぶ刑事オフ会、3月22日舘さんトークショー⬅️2つとも名古屋) @mukuro_hibarifl

ま、まさか再び朋祐さんを拝めれるのか😳
この恭兵さんめっちゃ可愛いのよね( ´,,•ω•,,`)♡ https://t.co/cH7deHb3Rc

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