アカデミー賞最多13ノミネート、映画「エミリア・ペレス」キャストから喜びの声届く

1

27

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 2 9
  • 16 シェア

第97回アカデミー賞にて、作品賞をはじめとする最多の12部門13ノミネートされたミュージカルエンタテインメント映画「エミリア・ペレス」。同作より、ポスタービジュアルとキャストのコメントが到着した。

「エミリア・ペレス」ポスタービジュアル

「エミリア・ペレス」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る

同作の物語は、メキシコの麻薬王マニタスが、弁護士のリタに「女性としての新たな人生を用意してほしい」と極秘の依頼をすることから始まる。完璧な計画によって姿を消したマニタスが、数年後、エミリア・ペレスという女性としてリタの前に現れる様子や、彼女との出会いをきっかけに運命を切り開く3人の女性たちの姿が映し出されていく。

ポスタービジュアルは、新たな人生を歩み始めたエミリア、人種や性別を理由に実力を評価されずにいたリタ、自分を抑えて妻や母として生きてきたジェシーを切り取ったもの。「彼女はかつて、最恐の麻薬王(キング)だった──女たちの出会いが運命を切り開く」とのコピーが添えられている。

エミリア役のカルラ・ソフィア・ガスコンは、トランスジェンダー女性として初めてアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。ガスコンは「一晩中眠れなかったです。なんという幻想、なんという名誉、なんという愛」と思いを述べる。そしてリタ役を担い、助演女優賞の候補に選出されたゾーイ・サルダナは「本当に光栄で感謝の気持ちでいっぱいです」と心境を明かした。

なお第97回アカデミー賞の授賞式は、日本時間3月3日にハリウッドのドルビーシアターで行われる。

「エミリア・ペレス」は3月28日より全国ロードショー。「ディーパンの闘い」のジャック・オディアールが監督を務め、セレーナ・ゴメスアドリアーナ・パスらもキャストに名を連ねた。

関連記事
映画作品情報

カルラ・ソフィア・ガスコン コメント

一晩中眠れなかったです。なんという幻想、なんという名誉、なんという愛。9ヶ月のプロモーションと2年間の仕事の集大成で、充実感を感じています。

ゾーイ・サルダナ コメント

このたびのノミネート、本当に光栄で感謝の気持ちでいっぱいです。選んでくださり、心からありがとうございます。才能あふれる皆さんとご一緒できることにとても興奮しています。「エミリア・ペレス」は愛を込めて作られた作品です。アカデミーの皆さん、そして作品を評価してくださったすべての方々に感謝します。ジャック!! BINGO!

この記事の画像(全1件)

© 2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA COPYRIGHT PHOTO:©Shanna Besson

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

アカデミー賞最多13ノミネート、映画「エミリア・ペレス」キャストから喜びの声届く
https://t.co/XTu6s2AQfb

#エミリアペレス #カルラ・ソフィア・ガスコン #ゾーイ・サルダナ #セレーナ・ゴメス #ジャック・オディアール https://t.co/JjehqSkH7w

コメントを読む(1件)

カルラ・ソフィア・ガスコンの映画作品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 エミリア・ペレス / カルラ・ソフィア・ガスコン / ゾーイ・サルダナ / セレーナ・ゴメス / アドリアーナ・パス / ジャック・オディアール の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。