フー・ゴー主演の中国映画が公開、夢破れた脚本家が“弔辞の代筆業”で生計立てる

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フー・ゴー(胡歌)が主演を務めた中国映画「不虚此行」が、「来し方 行く末」の邦題で4月25日より東京・新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。第36回東京国際映画祭では「耳をかたむけて」のタイトルでスクリーンにかけられた。

中国映画「来し方 行く末」ポスタービジュアル

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中国映画「来し方 行く末」場面写真

中国映画「来し方 行く末」場面写真[拡大]

「来し方 行く末」予告編のナレーションを担当した細川岳

「来し方 行く末」予告編のナレーションを担当した細川岳[拡大]

本作の主人公は、脚本家としての商業デビューが叶わず、不思議な同居人シャオインと暮らしながら葬儀場で“弔辞の代筆業”のアルバイトをしている中年男性ウェン・シャン。丁寧な取材による弔辞は好評だが、将来を不安に思っていた彼はさまざまな境遇の依頼主たちとの交流を通して少しずつ成長していく。

「チィファの手紙」「鵞鳥湖の夜」などで知られるフー・ゴーがウェン・シャン、「西湖畔に生きる」のウー・レイ(呉磊)がシャオインに扮したほか、チー・シー(斎溪)、ナーレンホア(娜仁花)、ガン・ユンチェン(甘昀宸)がキャストに名を連ねる。監督・脚本はリウ・ジアイン(劉伽茵)が担当した。

YouTubeでは、細川岳がナレーションを務めた予告編が公開中。配給はミモザフィルムズが担う。なお「来し方 行く末」は、2023年の第25回上海国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀男優賞を受賞した。

中国映画「来し方 行く末」予告編

細川岳 コメント

死んだ誰かについて話す人たちはどこかぶっきらぼうだったり楽しそうだったり様々だ。
語り手の言葉には実感があり、表情やエピソードが素晴らしく豊かでいつのまにか身体が暖かい。
映画って不思議だ。
もうすこし、自分の人生を丁寧に生きたいと思った。

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©Beijing Benchmark Pictures Co.,Ltd

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