凍りついた心が溶けていく、ジェシカ・チャステイン主演「あの歌を憶えている」予告解禁

ミシェル・フランコが監督、ジェシカ・チャステインが主演を務めた「あの歌を憶えている」の予告編がYouTubeで公開された。

ニューヨーク州ブルックリンを舞台とする本作では、記憶に翻弄される不器用な2人が出会い、過去や人生と向き合うさまがつづられる。ソーシャルワーカーとして働き13歳の娘と暮らすシルヴィアをチャステイン、若年性認知症による記憶障害を抱えるソールをピーター・サースガードが演じ、メリット・ウェヴァー、ブルック・ティンバー、ジェシカ・ハーパー、エルシー・フィッシャーもキャストに名を連ねた。

映像は、高校の同窓会から帰宅したシルヴィアが自宅前で寝ていたソールに声をかけるシーンからスタート。シルヴィアが自分を尾けてきた理由を問い詰め、「都合が悪いと忘れるの？」と怒りをぶつける場面や、ソールが「覚えていないんだ」と返答する様子が映し出される。さらに過去の記憶に苦しむシルヴィアの姿や、「君ともっと話をしたい」というソールのセリフ、2人の凍りついた心が少しずつ溶けていく様子も収められた。

「あの歌を憶えている」は2月21日より東京・新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開される。

映画「あの歌を憶えている」予告編