アニメ・特撮の世界を軍事専門家が語る、書籍「ゴジラvs.自衛隊」発売

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小泉悠、高橋杉雄、太田啓之、マライ・メントラインが手がけた書籍「ゴジラvs.自衛隊 アニメの『戦争論』」が、1月17日に文藝春秋より刊行される。

「ゴジラvs.自衛隊 アニメの『戦争論』」の著者・小泉悠

「ゴジラvs.自衛隊 アニメの『戦争論』」の著者・小泉悠

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ゴジラvs.自衛隊 アニメの「戦争論」

小泉悠、高橋杉雄、太田啓之、マライ・メントライン「ゴジラvs.自衛隊 アニメの『戦争論』」
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本書は、アニメや特撮の世界を軍事専門家らが語るもの。「『機動警察パトレイバー』首都防空通信は実際に自衛官の目にどう映ったのか」「『新世紀エヴァンゲリオン』の世界ではソ連は崩壊していない」「『風の谷のナウシカ』のバカガラスはナチスドイツで開発されたギガントと同様の運用がなされている」「『宇宙戦艦ヤマト』の多層式航宙母艦の運用構想は、日本海軍の三段式時代の空母『赤城』と同じなのか」「『シン・ゴジラ』で使用が検討される核兵器は、名前が違う?」といったトピックが扱われた。

小泉は本書について「アニメをきっかけとしたサブカル風時事評論集として読むこともできるだろう」とつづった。

小泉悠 コメント

私たちがアニメや特撮や仮想戦記について語るときには、いつの間にかそこに仮託された何か別のものについて語っているというパターンが多いようだ。「ゴジラ」に投影された「戦後ニッポン像」というテーマは、本書に限らず繰りし語られてきたものであろう。では「エヴァ」の中の日本は? 佐藤大輔ワールドでは? ドイツから見た日本は?と、私たちの話は果てしなく脱線していく。本書はアニメをきっかけとしたサブカル風時事評論集として読むこともできるだろう。

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