宇宙戦艦ヤマト

解説　西暦2199年、ガミラス軍の放つ遊星爆弾により、地球は滅亡の危機にさらされていた。そこへイスカンダル星から、地球の放射能を消す除去装置があるとの知らせを受け、地球は戦艦大和を改造した、宇宙戦艦ヤマトを発進させる。波動エンジンを持つヤマトはワープを重ねてイスカンダル星へ向かい、襲い来るガミラスの宇宙艦隊を、絶大な威力の波動砲で打ち破る。だが、数々の激戦を経て到着したイスカンダル星は、敵の星・ガミラスの二連星だった……。1974年に放映されたTVシリーズのダイジェスト版ながら、大ヒットを経てアニメ・ブームの基礎を作った記念碑的作品。それまでのアニメにはなかったスペクタクルSF感覚、そして斬新なメカ・デザインや、主人公の古代進と森雪のスマートな魅力、独特の悲壮感などが当時の若者たちに大受けした。そのビジュアル・イメージは、美術とデザイン設定を担当した、マンガ家・松本零士の力によるところが大きい。

スタッフ	監督：舛田利雄
キャスト	沖田十三：納谷悟朗 古代進：富山敬 森雪：麻上洋子