西田敏行が76歳で死去

西田敏行が76歳で死去したことがわかった。

NHKの報道によると、本日10月17日に東京・世田谷区の自宅で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認された。

1947年11月4日生まれ、福島県郡山市出身の西田。明治大学を中退したのち1970年に劇団青年座に入団した。同年に初舞台を踏み、1971年には舞台「写楽考」で初主演を務める。以降、舞台、テレビドラマ、映画に多数出演した。ドラマ「西遊記」には猪八戒役で出演。歌手としても活動し、主演ドラマ「池中玄太80キロ」から生まれた楽曲「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒット。1981年にはNHKの紅白歌合戦にも出場している。

1988年に始まった「釣りバカ日誌」は国民的な人気シリーズとして親しまれ、西田は出世より釣りを愛する万年平社員の“ハマちゃん”こと浜崎伝助を演じた。1990年には大河ドラマ「翔ぶが如く」で主演。日本アカデミー賞では1988年の「敦煌」、1994年の「学校」「釣りバカ日誌6」で最優秀主演男優賞を受賞した。また2003年に公開された主演映画「ゲロッパ！」「釣りバカ日誌14 お遍路大パニック！」の演技により、国内で数々の主演男優賞に輝いている。そのほか主な映画の出演作に「ロケーション」「植村直己物語」「星守る犬」「ステキな金縛り」「アウトレイジ ビヨンド」など。

今年は1月クールのドラマ「さよならマエストロ～父と私のアパッシオナート～」、9月に放送されたドラマ「終りに見た街」などに出演。12月6日に公開される「劇場版ドクターX FINAL」にも出演しており、10月8日の完成報告会見に出席したばかりだった。

綾瀬はるか コメント

また共演したかったです。
大河ドラマや映画でご一緒させていただきましたが、どっしりとしているけれど、やさしく軽やかで、頼もしい大先輩でした。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

※記事初出時より、綾瀬はるかのコメントを追加しました