「デッドプール＆ウルヴァリン」フェス開催、Zeebraや呂布カルマがサイファー披露

映画「デッドプール＆ウルヴァリン」の公開記念フェスが本日7月23日に東京・恵比寿ガーデンプレイス センター広場で開催された。

「デッドプール」シリーズ初のディズニー配給作品となる今作は、破天荒なマーベルヒーロー・デッドプールとウルヴァリンの活躍を描くアクションエンタテインメント。人体実験で驚異的な治癒能力と不死の肉体を手に入れた代償に、醜い容姿に変えられてしまった“俺ちゃん”ことウェイド・ウィルソン / デッドプール役にライアン・レイノルズ、同じく治癒能力を持つローガン / ウルヴァリン役にヒュー・ジャックマンが扮した。

本イベントは、ラッパー・Zeebraが主催するHIPHOPラジオ局「WREP（レップ）」による「デッドプール＆ウルヴァリン」の公開を記念したフェス。呂布カルマ、KEN THE 390、DOTAMA、#KTちゃんといったマーベルファンのラッパーたちが、デッドプール派とウルヴァリン派に分かれてそれぞれの魅力や愛のあるディスりでフリースタイルラップ・サイファーを披露し、会場を沸かせた。

Zeebraは「とにかく『デッドプール＆ウルヴァリン』を早く観たくてしょうがない。マーベル作品はいろんなキャラクターのコラボが面白さの魅力の1つだと思うんですが、この2人は想像してなかった。非常に楽しみです！」と期待を込める。呂布はデッドプールについて「ほかのヒーローとは違って、下品だったり僕らに語りかけてきたり。その感じが面白いですよね」、#KTちゃんは「お茶目な一面や愛情深いところがあって、はちゃめちゃなキャラクターだけどギャップ萌えするところが魅力的。大好きです！」と明かす。

一方でKEN THE 390は、ウルヴァリンについて「すぐキレる。その凶暴性がアニマルなところがありますよね。だけど子供に優しいんです！」、DOTAMAは「X-MENの中でも主人公クラスの存在。2017年の映画『LOGAN／ローガン』で死んでしまうんですが、またその姿が見れることに感動しています」と述懐した。

ステージには、戦隊ヒーローに憧れ「赤いヒーローはかっこいい！」という理由から全身赤を突き通すカズレーザーと、「黄色いスーツの愛用歴は20年以上」というダンディ坂野も登場。カズレーザーは「前2作はふざけた感じで始まって、最後はシュッと締まる。『デッドプール＆ウルヴァリン』は予告編だけでお祭り感が伝わってくるんですが、これがどう締まるのか気になってしょうがないです」と述べる。ダンディ坂野は十八番ネタである“ゲッツ”を「ウルヴァリンゲッツ!!」「（ゲッツのトーンで）デップ!!」と繰り出し、笑いを誘った。

ショーン・レヴィ監督作「デッドプール＆ウルヴァリン」は、明日7月24日より全国でロードショー。

※「デッドプール＆ウルヴァリン」はR15+指定作品

「デッドプール＆ウルヴァリン」予告編（俺の世界を救いたいんだ編）