「アンチヒーロー」撮了に長谷川博己「寂しい！」、北村匠海・堀田真由も撮影を回想

TBS系の日曜劇場「アンチヒーロー」より、主演の長谷川博己らキャスト陣のオールアップコメントが到着した。

同作は、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取る弁護士・明墨正樹が主人公の“逆転パラドックスエンタテインメント”。長谷川が明墨に扮し、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎、林泰文、山下幸輝、近藤華、緒形直人、岩田剛典、神野三鈴、細田善彦、藤木直人、吹石一恵も出演した。

明墨の法律事務所で働く弁護士・赤峰柊斗役の北村は「長谷川さんと堀田さんとの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でした」と撮影を振り返る。同僚の紫ノ宮飛鳥を演じた堀田は「紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました」と回想した。

最後に撮影を終えた長谷川は「寂しい！ まだ終わってほしくない！」と述べつつ、「“スタッフ一丸となって育ててもらっているんだ、だからこそ、がんばろう！”という気持ちの相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました。約5カ月間、とても楽しかったです」と感謝を伝えた。大島、木村、萬斎のコメントは以下に掲載している。

YouTubeでは、miletによる主題歌「hanataba」を使用したスペシャルムービーが公開。キャストそれぞれのオールアップの瞬間と、視聴者から募集した“hanatabaフォト”が収められている。

「アンチヒーロー」の最終回は本日6月16日21時から放送。

ドラマ「アンチヒーロー」× milet「hanataba」スペシャルムービー

日曜劇場「アンチヒーロー」最終回

TBS系 2024年6月16日（日）21:00～22:19
※25分拡大

長谷川博己 コメント

寂しい！ まだ終わってほしくない！ 「アンチヒーロー」の現場はチームワークが素晴らしくて、日本を誇れるようなキャスト・スタッフに囲まれて一緒に仕事ができて、恵まれた環境でした。毎話放送を観て、作品と明墨に対してすごく愛情を感じました。“スタッフ一丸となって育ててもらっているんだ、だからこそ、がんばろう！”という気持ちの相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました。約5カ月間、とても楽しかったです。ありがとうございました。

北村匠海 コメント

弁護士役は難しいといわれている中で、脚本が先まで見えている状況で現場に入れたことはとても幸せでした。すごく緻密な脚本の中で、話を聞いてくれるスタッフさんがたくさんいて、現場で作り上げるものもたくさんあったなという印象です。何より役的にともにする時間が長かった長谷川さんと堀田さんとの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここからまた頑張ろうと思うことができました。また事件があったら呼んでください！（笑）

堀田真由 コメント

紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました。先輩方がお芝居をすることを楽しまれている姿を見て、私自身もすごく刺激になりましたし、キャスト・スタッフがキャリアとかスキルとか年齢とか性別とか関係なく、“面白いものを作るぞ！”という目標に向かって同じ姿勢で仲間として盛り上げている姿が学びになりました。また皆さんとご一緒できるように、俳優としても、人としても努力し続けられたらと思います。

大島優子 コメント

出産後の復帰作として、「アンチヒーロー」に呼んでいただけたことを本当に感謝しています。毎日キャストとスタッフが1つひとつ丁寧に作り上げるというものを間近で見て、なんていい現場なんだと思いました。こうやって身近にいる人たちから刺激と活力をもらって、“またがんばろう！”と思えるこの現場が本当に素敵だなと思ったし、ものづくりの楽しさを久しぶりに感じることができて、すごく幸せな時間でした。

木村佳乃 コメント

今回初めてご一緒させていただく出演者の方が多くて、私自身、法廷が舞台となる作品も検察官役も初めてで、とても勉強になりました。重厚な物語で、毎回緊張感もたっぷりあって、毎日これをやっているキャスト・スタッフの皆さんは大変だろうなと思いました。この作品に携わることができて、素晴らしい経験となりました。

野村萬斎 コメント

憧れの日曜劇場に初参加でございました。法廷シーンは大変でしたけども、自由に楽しませていただきました。色々とアイディアを受け入れていただいて、また素敵なアイディアをいただいたりと、キャスト・スタッフ一丸となって作り上げていて、生き生きとした現場でした。脚本の緻密さとスタッフさんの細かい凝り方がこの作品を作っていて、だからこそ今、視聴者に受け入れられて、好調と言われているのかなと思います。ぶっちぎりのドラマだったと言われること間違いないと思います。