「きみの色」「化け猫あんずちゃん」など4作品がアヌシー映画祭2024のコンペに出品

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きみの色」「化け猫あんずちゃん」が、現地時間6月9日から15日までフランスで催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2024の長編コンペティション部門に出品されることがわかった。同部門には「窓ぎわのトットちゃん」「屋根裏のラジャー」も選出されている。

「きみの色」場面カット (c)2024「きみの色」製作委員会

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「きみの色」場面カット (c)2024「きみの色」製作委員会

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「きみの色」場面カット (c)2024「きみの色」製作委員会

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山田尚子が監督、吉田玲子が脚本を担当した「きみの色」では、人の感情が色として見える少女・日暮トツ子が、美しい色を放つ少女・作永きみ、音楽好きの少年・影平ルイとバンドを組み、離島の古教会で心を通わせていくさまが描かれる。トツ子を鈴川紗由、きみを高石あかり、ルイを木戸大聖が演じ、3人を導くシスター・日吉子に新垣結衣が声を当てた。

「きみの色」場面カット (c)2024「きみの色」製作委員会

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「きみの色」場面カット (c)2024「きみの色」製作委員会

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山田にとって、アヌシー国際アニメーション映画祭への出品は「映画『聲の形』」「リズと青い鳥」に続く3度目。「ひとつの色やことばでは収まりきらない、カテゴライズしてしまっては溢れてしまうようなひとりひとりの存在、その尊さを描いたこの物語を世界中の方々にも届けることができるのはこの上ないしあわせです」とコメントした。発表にあわせて解禁された場面カットには、トツ子が美しい色を見る様子や、きみがギターを弾く姿などが収められている。

「化け猫あんずちゃん」ビジュアル (c)いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会

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一方の「化け猫あんずちゃん」は、子猫のときにお寺の和尚に拾われたが何年経っても死なず、30年が経過した頃には人間の言葉を話すようになった化け猫のあんずちゃんが主人公の物語。久野遥子山下敦弘がダブル監督を務め、森山未來五藤希愛が出演した。

「化け猫あんずちゃん」は2023年の同映画祭で、公開前の注目作をピックアップするプログラム「Work in Progress」にも選ばれていた。現地でプレゼンテーションを行った久野は「アヌシーは学生の頃から憧れの映画祭でした。去年のWIPにてまだ10カットも出来ていないあんずちゃんでしたが、多くの方が興味をもって会場にきてくださった事は今でも鮮明に覚えています」と、山下は「主人公は面倒くさがり屋で、人のお金でパチンコ打つ37歳の化け猫ですよ?」「何よりも映画をもってアヌシーに行く。という去年の約束が果たせた事が最高です!!」とつづっている。

「化け猫あんずちゃん」は7月19日、「きみの色」は8月30日より全国で公開される。

※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記

山田尚子 コメント

きみの色は「好きなものを好きと言えるつよさ」を3人の少年少女がそれぞれの想いで歩いていくお話です。
この思いは、私自身も作品を作っていく上でとても大切にしたい事だと改めてつよく感じたことでした。
ひとつの色やことばでは収まりきらない、カテゴライズしてしまっては溢れてしまうようなひとりひとりの存在、その尊さを描いたこの物語を世界中の方々にも届けることができるのはこの上ないしあわせです。
どうぞきみの色をよろしくお願いします!

久野遥子 コメント

またもあんずちゃんはアヌシー国際アニメーション映画祭というすてきな場所に連れて行ってくれる事になりました!
アヌシーは学生の頃から憧れの映画祭でした。去年のWIPにてまだ10カットも出来ていないあんずちゃんでしたが、多くの方が興味をもって会場にきてくださった事は今でも鮮明に覚えています。アヌシーに集まる世界のアニメーションが大好きなお客さんに「あんずちゃん、出来たよ!」と作品を持っていけることが嬉しくてしょうがないです!

山下敦弘 コメント

カンヌに続きアヌシー国際アニメーション映画祭への出品が決まりました。
しつこいようですが、
原作いましろたかし、脚本いまおかしんじ、監督山下敦弘ですよ?
しかも主人公は面倒くさがり屋で、人のお金でパチンコ打つ37歳の化け猫ですよ?というか、これはもう120%久野遥子監督の努力のおかげとしか思えません!
何よりも映画をもってアヌシーに行く。という去年の約束が果たせた事が最高です!!
行ってきます。

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@soapton_

이 고양이 뭐야? 보고싶어 https://t.co/oXi6j4ia3V

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