“僕が歩く限り生き続けろ”、「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」予告解禁

ジム・ブロードベントが主演を務めた映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」より、予告映像と場面写真が到着した。

本作の主人公は、定年退職して平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日、彼のもとに1通の手紙が届く。差出人はかつての同僚クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の余命は残りわずかだという。ハロルドは手紙の内容に戸惑いつつも、返事を出そうと家を出て歩き始めるが、ある言葉をきっかけに“まさかの旅”へと一歩踏み出す決意をする。目的地までは800km。イギリスを縦断する手ぶらの旅は、次第に国中を巻き込む壮大な旅路になっていく。ハロルドをブロードベント、彼の行動により自身も変化していく妻モーリーンをペネロープ・ウィルトンが演じた。監督を務めたのはへティ・マクドナルド。

このたびYouTubeで公開された映像には、ハロルドが電話越しに「伝えてください。“ハロルド・フライが会いにいく”と。“僕が歩く限り生き続けろ”と」と話し、自らがクイーニーの希望になろうとするシーンや、ときに寒さに凍えながらも一歩ずつ進み続けるハロルドの姿が映し出される。彼が笑顔で大勢の人々に囲まれる様子や、ぼろぼろになった服でモーリーンと並ぶシーンなどを切り取った場面写真は11点解禁された。

「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」は6月7日に公開。なお、4月12日12時から4月19日11時59分まで、ムビチケオンライン券が1400円で購入できるタイムセールが実施されることも決定した。

映画「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」予告編