生田絵梨花も感銘受けた「ウィッシュ」のヒロイン像、製作陣がアーシャに込めた思いとは

映画「ウィッシュ」の製作陣が、ディズニー100周年を飾る新ヒロイン・アーシャに込めた思いについて語った。

ディズニー創立100周年記念のアニメーション映画「ウィッシュ」。どんな願いも叶うと言われているロサス王国を舞台に、王国の真実を知ってしまった17歳のアーシャがヴィランに立ち向かうさまが描かれる。日本語吹替版では、生田絵梨花が願い星に選ばれた少女・アーシャに声を当てた。

「これまでディズニーアニメーションのキャラクターは自分のために星に願うことはあったけれど、アーシャは人のために願うことができるキャラクター」と監督のクリス・バックから教えられ、感銘を受けたという生田。さらにバックは、アーシャの魅力を「興味深いのは、偉大なリーダーになれる素晴らしい人格を持ち合わせているというのに、アーシャは自分のことをリーダーだと思っていないところです。彼女は単純に正しいと思うことをしようとしているだけ……それも自分のためだけにではなく、みんなのためにね」と明かす。

ディズニーアニメーションスタジオのCCOとして現場を牽引し、本作の脚本・製作総指揮を担ったジェニファー・リーも「彼女は最初、自分が暮らすロサス王国を信じ、完全に受け入れています。でも、自身の世界観を揺るがすような真実を知ってしまったとき、人はどうするでしょう？ 見て見ぬふりをする？ それとも、周囲の人々のために状況を変えようと努力する？ アーシャは後者を選択していくことになります。自分自身でも考えてもいなかったようなリーダーへと成長していく彼女の姿に心動かされます」とコメントしている。

「ウィッシュ」は全国で上映中。

「ウィッシュ～この願い～」Performed by 生田絵梨花

※動画は現在非公開です。