宮崎駿の初監督作「未来少年コナン」舞台化、ダンスや歌を織り交ぜた新しい作品に

宮崎駿の初監督作「未来少年コナン」の舞台化が決定。5・6月に東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。

「未来少年コナン」は1978年にテレビ放送、1979年に劇場公開されたアニメシリーズで、最終戦争後の荒廃した地球を舞台に少年コナンの冒険を描くSFアドベンチャー。鳥と心を通わせる能力を持つ少女や、さまざまな飛行メカ、異変を予知する虫の大群など、のちに生み出されるジブリ作品へと受け継がれていく要素が詰まっている。2020年にはデジタルリマスター版が放送された。

舞台版「未来少年コナン」は芝居に加え、ダンスや歌、音楽を織り交ぜた新しい作品となる。演出は舞台「ねじまき鳥クロニクル」を手がけたイスラエルの演出・振付・美術家のインバル・ピント、フランス国立民衆劇場の専属パフォーマーとして活動するダビッド・マンブッフ。脚本を伊藤靖朗、振付・美術をピント、音楽を阿部海太郎が担当する。

ホリプロが主催・企画制作を担当する本作は、東京芸術劇場 プレイハウスで上演されたあと、ツアー公演も行われる予定だ。

※宮崎駿の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記