松村沙友理ら主演で「極限夫婦」ドラマ化、カンテレ×DMM TVの企画始動

カンテレと動画配信サービス・DMM TVによる1年間4クールのドラマ企画が始動。第1弾として松村沙友理、竹財輝之助、岡本玲、桐山漣、北乃きい、平岡祐太の6人が主演を務めるドラマ「極限夫婦」が放送・配信される。

夫婦マンガ家・きづきあきら、サトウナンキの同名コミックを実写化した本作。夫婦3組の結婚生活の果てにある極限状態と、女性の尊厳を踏みにじる夫への断罪がオムニバス形式で描かれる。

第1章「船越夫婦の場合」では、元上司のドS夫に尽くし続ける専業主婦・桃子役に松村、妻を家政婦のようにこき使うモラハラエリート夫・高弘役に竹財、第2章「玉川夫婦の場合」では、不妊に悩むキャリアウーマンの妻・杏子役に岡本、子供を切望する裏表の激しいクズ夫・直樹役に桐山、第3章「北斗夫婦の場合」では、家事育児に1人で奔走する妻・亜紀役に北乃、妻を見下し家事育児に非協力的な最低夫・達也役に平岡が扮する。監督は酒見顕守、高野有里、脚本は保木本真也、渋谷英史が担う。

本企画では「極限夫婦」を皮切りに、“リベンジ”をテーマにしたドラマを4作連続で放送・配信する。DMM TVのオリジナルコンテンツ制作責任者・久保田哲史は「地上波では、コンプライアンスが厳しく、思い切ったことがしづらい状況にあると思います。マスに訴えることと、浅めのことしか表現できないことは同義だと思いますが、カンテレさんはマスにアピールしつつも、エッジが立って深掘りされた、作り手の思いが溶け込んだ作品づくりがお上手だと思います。そんなクリエイターの背中を押せたらなと思い、DMM TVから“リベンジもの”をテーマとして提案しました。コンセプトは“タブーに挑戦”です」と明かす。

カンテレのエグゼクティブプロデューサー・吉條英希は「『極限夫婦』という名前の通り、非常にエッジがたった、極端な夫婦のお話です。1話完結ではなく、1夫婦につき3話、最後は4話と丁寧に人間模様を描いているので、見ごたえがあると思います」と語り、「1年を通して4クールを“リベンジ”というテーマでやり通すことをはじめ、今までの地上派にはない、DMMさんとでなければ出てこなかっただろう企画です。『極限夫婦』をきっかけに、テレビをお持ちでない方にもカンテレのドラマを見ていただければうれしいです。みなさんには、ぜひいつものカンテレとは違うカンテレを、テレビの前でもDMM TVでも楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。

「極限夫婦」は関西ローカルで1月18日24時40分に放送スタート、以降は毎週24時25分よりオンエア。DMM TVでも独占配信される。

※桐山漣の漣はさんずいに連が正式表記
※高野有里の高は、はしごだかが正式表記

極限夫婦

カンテレ 2024年1月18日（木）スタート 毎週木曜 24:25～
※初回のみ24:40～オンエア
※DMM TV独占配信