母娘の奇妙な関係、今野恭成によるダークファンタジー「あみはおばけ」が公開

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今野恭成監督作「あみはおばけ」が、12月15日より東京の池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開される。

「あみはおばけ」場面写真

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「あみはおばけ」メインビジュアル

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本作は、1人の女の顔を映す“筐(はこ)”を通して交わされる、母・三香子と娘・阿美の奇妙な関係を描くSFダークファンタジー。1年前にこの世を去った三香子は、筐型の機器から家族に語りかけている。阿美は毎日、母が映る筐を抱えて通学しているが、クラスメイトたちには不評。やがて父が新しい恋人と同棲を始め、阿美は変化していくのだった。

「あみはおばけ」場面写真

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「あみはおばけ」場面写真

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三香子役で小橋めぐみが主演を務め、阿美を連続テレビ小説「舞いあがれ!」の浅田芭路が演じた。村上純しずる)、照井野々花加藤櫻華五明拓弥グランジ)、渡辺早織がキャストに名を連ねる。今野は「あくまでも仮想でしかない現実は、夢や妄想、記憶など眉唾な類の代物であり、肉親であるはずの子どもとのあいだには、煩わしい障害がつきまとうはずです。その障害を考えることが今回のテーマでした」とコメントした。

今野恭成 コメント

今野恭成

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“仮想現実”の技術がすすんだ近い未来、さまざまな理由で子どもを欲している男女が、その空間内で子育てをはじめることは想像に容易いでしょう。
あくまでも仮想でしかない現実は、夢や妄想、記憶など眉唾な類の代物であり、肉親であるはずの子どもとのあいだには、煩わしい障害がつきまとうはずです。その障害を考えることが今回のテーマでした。
一方で、その障害さえ乗り越えれば、決して手が届かない類のものに触れることができるのではないかという希望も抱きつつ、撮影に取り組みました。その結論が、そのまま最後のカットになっています。

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(c)2023 パル企画

読者の反応

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下城麻菜 @kaodekamanachan

【情報解禁】
下城少し出演しております📺 台本読ませていただきまして、
かなり不思議な作品です!

12月15日(金)より池袋シネマ・ロサほか 全国順次ロードショー https://t.co/tUMdyG3CsU

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