映画「
まず菅田が訪れたのは、広島の中心地にある観光名所・おりづるタワー。原演じる汐路に誘われた整が、遺産相続事件に巻き込まれるシーンが撮影された平和記念公園を見下ろせる複合商業施設だ。12階にある「おりづる広場」に到着すると、菅田は大きなガラスからのぞく広島の街並みに「うわー! きれい」と感動した様子を見せる。
地元メディアから、広島の各地で行われた撮影を振り返り、完成した映画の感想を問われると、菅田は「まさにおりづるタワーから見える景色や平和記念公園を、電車に乗ってるシーンで車窓から見ていました。ドラマは密室劇だったので、映画でしかできないきれいな景色をスクリーンで観ることができてうれしかったです。あと撮影のときは予想以上に雪が降っていたので、そこもとても印象的でした」としみじみ述べた。また広島には、かつて修学旅行で訪れたことがあるそうで「大人になってから来るとまた見え方も違うので、プライベートでもまた来たいですね」と語る。
このあとは世界遺産である宮島・嚴島神社へ。菅田は「1回プライベートで行ったことはあるのですが、すごくパワーがあって気持ちがいい場所なので、とても楽しみです。映画のロケでは行けなかったので、完成した大鳥居も楽しみです」と期待を伝える。訪れたのは、日本三景の1つに数えられている宮島に鎮座しており、全国に約500社ある嚴島神社の総本社。海上に立つ重要文化財で、高さ16mの大鳥居は日本三大鳥居の1つだ。1996年に世界遺産にも登録されたほか、多くの建造物が国宝ならびに国の重要文化財に指定されており、映画でも大鳥居が重要なシーンで登場する。
厳かな雰囲気の中、菅田は約15分のご祈祷を受けて玉串を奉納し、心を込めて映画のヒットを祈った。祈祷を終えると「こんなことさせてもらえるなんて、とても贅沢です。すごいリラックスして、気持ちを正されるような時間でした」と感想を口にする。そして、鮮やかな朱色の大鳥居の前で宮島・名物のしゃもじを持ってフォトセッション。商運・幸運を招くと言われる縁起物である宮島の杓文字だが、今回用意されたのは全長130cm、8kgにもおよぶ。菅田は「けっこう重くて、どうやって持つのが正解かわかりませんでした(笑)」と楽しげに話し、「ドラマから映画になって、これからはお客さんのものになるという寂しさもありますが、観てくれるお客様に優しく伝わってくれるとうれしいなと思います」と映画公開に向けて期待を込めた。
katsuΣ! 菅田将暉 推し★沖縄代表 @katsumiisa
菅田将暉、広島を再訪!嚴島神社で「ミステリと言う勿れ」のヒット祈願「とても贅沢」
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