ドラマ「フェルマーの料理」伝説のシェフは仲村トオル、板垣李光人らも出演

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高橋文哉志尊淳がダブル主演を務めるドラマ「フェルマーの料理」の新たなキャストが明らかに。仲村トオル板垣李光人白石聖宮澤エマが参加する。

上段は仲村トオル。下段左から板垣李光人、白石聖、宮澤エマ。

上段は仲村トオル。下段左から板垣李光人、白石聖、宮澤エマ。

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小林有吾のマンガをもとにした本作は、数学者を志すも挫折した天才少年・北田岳と、二つ星レストラン「K」のオーナーシェフ・朝倉海が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かう物語。高橋が岳、志尊が海を演じ、小芝風花が「K」唯一の女性シェフ・赤松蘭菜役を務める。

仲村は、料理界の伝説のシェフ・渋谷克洋を演じる。仲村は「僕の役柄の担当は[甘くないデザート]または[アルコール度数の高い食後酒]といったところのような気がしています」と語った。

そして板垣は京都の有名料亭の息子で、日本料理の世界を離れて海のもとで修業する乾孫六(いぬいまごろく)役、白石は岳の高校の同級生・魚見亜由役、宮澤は海の過去を唯一知る「K」の給仕長・福田寧々役に起用された。3人のコメントは下記の通り。

「フェルマーの料理」は、10月より毎週金曜22時からオンエア。「Dr.チョコレート」の渡辺雄介と「彼女はキレイだった」の三浦希紗が脚本を手がけ、石井康晴平野俊一、大内舞子が演出を担う。

金曜ドラマ「フェルマーの料理」

TBS系 2023年10月スタート 毎週金曜 22:00~22:54

仲村トオル コメント

公務員はこれまでかなり演ってきましたが、料理の世界を描いた物語への出演経験は凄く少ないです。
以前、「料理は最短最速で感動させるエンターテインメント。音楽より速く、映画やドラマよりはるかに速く、舌に乗せた瞬間に」という誰かの言葉を聞いて、少し悔しく、かなり納得したことを思い出しました。
38年前に「マガジン」漫画原作の実写版で役者を始めた自分との縁も感じる原作、そして脚本には最短最速の感動の理由やプロセスが強い説得力で理論的に描かれていて、とても良いと思いました。
僕の役柄の担当は[甘くないデザート]または[アルコール度数の高い食後酒]といったところのような気がしています。いずれにしても<シェフ>=<スタッフの方々や視聴者の皆さん>の期待に応えられる[素材]になれるように、逆算した下ごしらえをして臨みたいと思っています。

板垣李光人 コメント

今回こうして素敵なキャスト・スタッフ、魅力的な原作の作品に関われることを心からうれしく思います。
僕が演じる乾孫六は志尊淳さん演じる朝倉海の背中を追い、高橋文哉くん演じる北田岳をライバル視しながらも切磋琢磨していきます。そんなふうに劇中と同じく、僕自身もこの作品の中で必死に喰らいついていきたいと思っています。
原作を読んで、まず料理と数学という、一見すると関わりのないような2つがこんなにも面白く溶け合うことに驚きました。今回お話をいただいてから原作を拝読したのですが、あっという間に読み終えてしまい、今は続きが気になって仕方ありません。また、ドラマではこの物語がどういうふうに描かれてゆくのだろうというところも、キャストながらとても楽しみにしています。
様々な色を持ったキャラクターたちが、それぞれの想いを抱いて1つのレストランの中で切磋琢磨する、そんな熱い姿を皆さんにお届けできるのではと思っています。
彼らの青春と美しい料理、ぜひとも併せてご賞味ください。

白石聖 コメント

私がこのお仕事を始めて間もない頃以来の久々のTBS作品だったので、うれしさと同時に初心に立ち返るような気持ちになりました。私自身水泳経験があまりなく…オリンピック選手を目指す魚見とはかなりギャップがある状態なので、水泳練習を重ねるところからスタートしています。
原作を読んで、まさか数学と料理という、全く想像もしていなかった取り合わせに驚きました。また、大きな挫折を経験した上で新たな道を切り拓く岳の姿には、失敗したり悩んだ時間も決して無駄じゃないんだと肯定してもらえた様な気持ちになりました。
原作を読んだ時、ピンチや挫折を乗り越えて、新たな世界に挑む岳の姿には感銘を受けました。魚見もきっと同じように岳に勇気づけられていると思います。その等身大の気持ちを皆さんとも共有できるように、大切に演じたいと思います。お楽しみに!

宮澤エマ コメント

漫画原作の実写化に参加するのは初めてで、どうやってアプローチしようかと、今は色々と妄想をしている段階です。原作から学びつつドラマのオリジナルな世界観の中でキャスト、スタッフの皆さんと謎多き福田寧々というキャラクターを創り上げていくのが楽しみです。
原作を読んで、レシピ開発におけるクリエイティビティと旨味への追求に、いかに数学が関わってくるのか、想像したこともなかった世界がとても興味深いなと感じました。その上で論理だけでは辿り着けない味、レシピが、ドラマを通して創り出されていく快感があってページを捲る手を止められませんでした。2Dの世界で想像した味とドラマの映像を通して刺激される五感もきっとまた違うと思うのでそこも楽しみです。
人と「美味しい時間」を共有するのが個人的に大好きな私は、このドラマを通してその空間を提供するプロフェッショナルたちの裏側を垣間見ることにワクワクしています。ドラマならではのストーリー展開もあると聞いているので、是非そこも楽しんでいただけるよう、頑張りたいと思います。

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しき島島民代表・ゆうさま @acnh_shiki

トオルさんは専松卒業生だよね。 https://t.co/uCwm1T6Toe

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