高橋文哉と志尊淳が数学的思考で料理に挑む、「フェルマーの料理」ドラマ化

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小林有吾によるマンガ「フェルマーの料理」がドラマ化。高橋文哉志尊淳がダブル主演を務め、TBS系の金曜ドラマ枠で10月にスタートする。

左から北田岳役の高橋文哉、朝倉海役の志尊淳。(c)TBS

左から北田岳役の高橋文哉、朝倉海役の志尊淳。(c)TBS

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「フェルマーの料理」原作書影 (c)小林有吾/講談社

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本作は、数学者を志すも挫折した北田岳(きただ・がく)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(あさくら・かい)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく物語。海に料理の才能を見出される天才数学少年・岳を高橋、東京にある二つ星レストラン「K」のオーナーシェフ・海を志尊が演じる。脚本を手がけるのは「Dr.チョコレート」の渡辺雄介と「彼女はキレイだった」の三浦希紗。石井康晴平野俊一、大内舞子が演出を担う。

調理師免許を持つ高橋は「料理とお芝居を結びつけたいとずっと思っていたので、お話をいただいたときは本当にうれしく、今からやる気に満ちあふれています」とコメント。志尊は「僕は料理とほど遠い世界で生きてきたので、カリスマシェフまでの道のりは長いなと思いつつ、でもそこに挑戦するまでの過程が役に結びつくと考えていますので、必死に頑張りたいと思います」とつづった。

小林有吾によるスペシャルイラスト。

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「フェルマーの料理」は、毎週金曜22時から放送。なおこのたび、小林によるスペシャルイラストが到着した。

金曜ドラマ「フェルマーの料理」

TBS系 2023年10月スタート 毎週金曜 22:00~22:54

高橋文哉 コメント

出演が決まった意気込み

料理とお芝居を結びつけたいとずっと思っていたので、お話をいただいたときは本当にうれしく、今からやる気に満ちあふれています。

原作を読んだ感想

原作から感じた岳と海の2人の関係性の良さや魅力が、そのまま台本に入っていたので、そこをしっかり岳として志尊さん演じる海に向き合って、良いエネルギーを出せたらいいなと思っています。

自身が演じる役について

僕が演じる岳は挫折した天才数学少年という設定です。料理をしつつもそこに数学的要素を無意識に入れていて、そこを海が見てくれて、自分の魅力を引き出してもらうような…岳自身も知らない世界に連れていってもらうのですが、本当に前向きですごく熱意のある少年です。そういう熱さや無邪気さ、かわいらしさをちゃんと表現したいなと思っています。

普段の料理の頻度

元々料理はしているのですが、このお話をいただいてからは週6くらいで包丁を握っています。何かを作らなくても包丁を握るということを心がけています。

好きな数字・料理

「8」と「ペペロンチーノ」。
「8」の丸が2つ付いている形が、横にすると無限大という意味を持つので好きです。「ペペロンチーノ」は作るのが好きで、理由は深すぎるからです。具材も多種多様ですし、一時期本当に「ペペロンチーノ」しか食べてない日もあったくらい。作って、食べて…もっとこうしたい、作って、食べて…みたいなのをしている時期がありました。

視聴者へのメッセージ

「フェルマーの料理」が始まりますが、岳と海の2人の関係性もそうですし、“数学×料理”という皆さんも見たことのない景色を楽しんでもらえたらいいなと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

志尊淳 コメント

出演が決まった意気込み

僕は料理とほど遠い世界で生きてきたので、カリスマシェフまでの道のりは長いなと思いつつ、でもそこに挑戦するまでの過程が役に結びつくと考えていますので、必死に頑張りたいと思います。

原作を読んだ感想

“数学×料理”の結び合わせを聞くだけだと、想像のつかないところも多く、どういうことだろうと思う部分があるのですが、そこは楽しみに演じるしかないなと思っています。岳と海のバディ感もそうですし、群像劇としてそれぞれの心情を描いていくので、それが交差し、一生懸命汗水たらして料理に向き合っている姿に、何か心打たれるものがあればいいなと思っています。

自身が演じる役について

僕は謎多きカリスマシェフを演じます。ただ、朝倉海という人物を見ていただいた上で「これはどういうことなんだろう」と皆さんの気持ちが派生していければいいなと思います。純粋にキャラクターとストーリーを楽しんでもらいたいなと思います。

普段の料理の頻度

頻度的には年0なんです(笑)。年0だったけど…これからは包丁を握ろうと思っていて。ここ直近でいうと週3。その3回は全部ナポリタンを作っていますね! まずは料理を楽しむ、それが根底にないと作れないと思うので、今すごく楽しいです。

好きな数字・料理

「28」と「バターチキンカレー」。
好きな数字はあまりないのですが、自分の年齢の数字が結構好きで、今だったら「28」。1年間しか馴染みのない数字だけど、何か数字を選んでくださいって言われたら、年齢にすることが多いです。好きな料理は…僕が唯一作れる「バターチキンカレー」です。手がかかるのはショウガを刻むことだけで、あとは味つけの問題なので。これだけは結構自信あります!!

視聴者へのメッセージ

金曜日の夜ということで、そんなに肩肘張らずに、若者が本気で料理に向き合い、楽しみながらも葛藤するその過程を皆さんに楽しんでもらえればなと思います。また、とっても素晴らしい料理をたくさん見ることができると思います。皆さんのお腹がすくようなドラマにもなっていると思うので、是非観てください。

中西真央(プロデューサー)コメント

私はこのドラマを見てくださった方が、「この世に無駄なことはない」ということを改めて感じていただけたら良いなと思っています。
とにかく生産性やタイムパフォーマンスが求められてしまう今日、なにかに打ちこむことで時間を失うことのリスクを恐れてしまう瞬間が増えているのではないかと思います。例えば、ファスト映画、ファスト教養のようなファストになにかを摂取することが流行ったり、数学の世界に関しても“三角関数不要論”がたびたび話題になったりと、時間を無駄にする可能性を少しでも回避することが合理的であるというような風潮が強くなっているように感じています。
でも、私は一生懸命打ち込んだことが、たとえそのときに報われなくても、成長した事実は確実に自分の中に残ると信じたいです。
この物語の主人公は、数学の道では挫折したものの、数学を究めたからこそ、気がつかないうちに究極のレシピを授かっていました。
かつて全力で打ち込んだことがきっかけとなり、新しい世界に飛び込んでいく中で周囲にも希望を与えていく、そんな主人公のストーリーで日本中に元気を与えられたらと思っています。
高橋文哉さん、志尊淳さんに本気の料理の世界を演じていただくのを楽しみにしております。
岳と海が出会うことで生まれる化学反応を楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

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読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

“脚本を手がけるのは「Dr.チョコレート」の渡辺雄介と「彼女はキレイだった」の三浦希紗。石井康晴、平野俊一、大内舞子が演出を担う”/高橋文哉と志尊淳が数学的思考で料理に挑む、「フェルマーの料理」ドラマ化 - 映画ナタリー https://t.co/k21geH2NvU

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