今回の企画は、アメリカ現地時間8月7日にフリードキンが87歳で死去したことを受けたもの。「
ユニバーサル・ピクチャーズとパラマウント・ピクチャーズの共同出資という形で、2000万ドル(現在の100億円相当)をかけて製作されたフリードキン版「恐怖の報酬」。3大陸5カ国でロケを行い、2年を超える製作期間を費やすも、日本をはじめ北米以外では、フリードキンに無断で約30分がカットされた92分の短縮版が配給されてしまう。さらには共同出資が原因で権利者不明状態に陥り、長きにわたって世界的に上映不可に。フリードキンは、2011年に自らユニバーサルとパラマウントを相手に訴訟を起こし映画の権利者を特定。2013年に121分となるオリジナル完全版がヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映され、2018年に日本に再上陸した。
今回は2018年の上映の際にはシネマート新宿に存在しなかったブーストサウンドシステムを用いてスクリーンにかけられる。強力な重低音出力と高解像度の音響を楽しむことが可能だ。
ぼのぼの @masato009
何に一番驚いたって、『恐怖の報酬』の完全版を見たのがもう5年も前だということ。コロナ前じゃんか。せいぜい2年くらい前だと思っていた。
ウィリアム・フリードキンを追悼、「恐怖の報酬」完全版がブーストサウンドで再上映 https://t.co/OVrldp1Dd2